おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる10年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

不完全な日本語は面白い?

最近ニュースになっている横綱日馬富士が別の部屋の後輩力士に暴力をふるったとされる事件で、暴力事件で引退した元横綱朝青龍がツイッターで、主にメディアに対して怒りのコメントを出していると報道されています。
ネットのニュース記事で件のツィートの内容を見てみれば「内容悪方にさす日本のメディア!!・・」「日馬富士だけ悪とう書くマスコミ気食わない」「クソ新弟子が見の前に理事長見たいな口出したら俺もう黙るか」と日馬富士が一方的に悪く言われ、かなりご立腹の様子です。
ご本人は真剣に怒って書き込んでいるようですが、失礼ながら私は読んで笑ってしまいました。

何故、おかしいんだろう。日本語として不完全な部分があり、それと朝青龍の何となく喜劇的なキャラクター(私にはそう見えます。何となく憎めないというか)がマッチして笑ってしまうんですね。
というわけで、不完全な日本語というのは時として笑いの種になるというのが今般の私の発見です。発見というほどのものでもないと思いますが、このところ、NHKの朝ドラで吉本興業の創業者をモデルにしたという話をやっていて、私は、毎回録画して夜都合のいいときに見ているのですが、その中で「人を笑顔にしたい」とか、「一生笑って暮らしたい」とか、父が娘に「おまえは今、わろてるか?」と聞いて娘が「ハイ、毎日わろて生きてます」と答えるシーンなどを見ていると、人生、笑いは大事だねと思い、「笑い」についてふと考えるときがあります。
かく言う私も「毎日、わろて生きてます!」(結構バカ笑いします)
当地は、すっかり寒くなりました。心は明るく暖かく過ごしたいと思います。皆様もどうぞお元気でお過ごしください。

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社労士の手続き業務の省略化

先月、所属する社労士会の支部担当者から内閣府のサイトで公開されている資料が送信されてきました。忙しくて、なかなか読む暇がなかったのですが、今日、ようやく一読してみました。
政府は、様々な行政事務の省力化を進めるらしく、社会保険、労働保険関連の手続き等も例外ではありません(
参照)。
マイナンバーが機能すれば、すべては一元的に管理するのも夢ではないと思いますので、現在ある各種の手続きは必要なくなるといっても過言ではないでしょう。
また、その前に電子化も進めたいということで、一定規模以上の事業所の電子申請の義務化なども考えているようです。
現在、社会保険では、結婚、出産、住所変更など、役所同士が連携していれば住所地の役所に届け出れば済むのではないかというような届出がいろいろあります。
それらは、そう遠くない将来にはなくなるかもしれません。役所も企業も省力化できるし、面倒な手続きなどはなるべく少ない方がよいに決まっていますから、とてもよいことだし、是非進めてほしいと思います。

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育児目的休暇とは?

今年の10月1日から育児休業が最長2歳まで取得できる法改正が施行されています。
それとともに、「育児目的の休暇制度」も努力義務とされると、厚生労働省のパンフレットにあるのですが(
参照)、条文の改正かと思いきや、指針の改正だったということがわかったのが6月ごろだったでしょうか。
改正条文のどこを見てもそんな条文は見当たらず、労働局に根拠条文を確認したところ、条文はもともとある育児介護休業法の第24条1項の努力義務だとのことで、指針を改正して育児目的休暇を設けるように記載されるとのことでした。
その後、条文の新旧対照表やパンフレット、指針等が出そろい、内容について確認することができました。
2歳まで延長可能だということについて育児介護休業規程の改正が必要で、この休暇制度についても関与先に説明はしましたが、すぐに作りたいという話はあまりなく、そのままになっていました。
努力義務だし、まあいいかと思っていたところ、少し前に、ある関与先からそんな休暇について今後考えていきたいという連絡があり、もう一度指針を確認してみました。

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期間工の5年ルール問題

労働契約法では、期間の定めがある労働契約を更新し続けて5年を超えた労働者が、期間の定めのない労働契約に転換する申込をした場合、次の契約更新時には無期雇用契約にしなければならないとするルールがあります。
この5年のカウントは、法律施行時の2013年(平成25年)4月1日からスタートしましたので、来年の4月1日には該当する労働者がでてきます。
法律では、無期契約にすることのみを規定していますので、他の労働条件はそのままで契約期間についてだけ、「期間の定めなし」とすることもできます。ですから、企業によって、期間についてだけ無期契約にする場合もありますし、優秀な人については試験制度等を設けて正社員に登用するなどの措置をとる場合もあります。
また、有期契約については5年を期限として契約更新をそれ以上しないとして、無期契約に切り替えることを避ける企業もあります。
いずれも、就業規則、雇用契約書等で明確にしておかなければなりません。
法律の中で、この制度の「抜け道」としてクーリング期間というものがあります。契約期間に応じて、最長6か月ですが契約をしていない空白期間があれば、その期間を過ぎて再度契約しても今までの期間はリセットされ、そこから再スタートして5年をカウントするというものです。
大手自動車会社各社が、有期雇用しているいわゆる「期間工」と呼ばれる労働者に対して、このクーリング期間を使い、無期雇用となることを避けるような措置をした
ことについて、厚生労働省が調査をするということが報道されています。

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働き方「改革」は進む?

当地は先週末からの3連休中は秋らしい晴天が続き、私は、昨晩事務所から帰宅途中の車中から大きな満月を見ることができました。
行楽日和でしたが、冬物を出したり布団干しに追われ、残りの時間は事務所で資料調べなどをしていて、特段の出来事はありませんでした。
連休の初日の3日には支部で開催した研修会に参加しました。講師は、東京で開業する社労士さんで、社労士受験指導もなさっていて、私も受験生時代にこの方の本を購入したことがあります。
「働き方改革」と盛んに言われるようになり、労務の専門家として社労士に期待がかかるであろうが、心して行わないと失敗すると、ご本人の経験談なども交えてのお話しでした。
資料の著作権についてのお話しもあったので、研修の内容については書きませんが、「働き方改革」というのは否応なくこれから進むのではないかと私は考えています。
やる、やらないではなく、やらざるを得ないだろうということです。

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社労士になってよかったと思える幸せ

当地はこのところようやく秋らしい晴天に恵まれるようになりました。
街路樹がいつの間にか色づいて街はいつの間にか晩秋です。それもそのはず、もう11月になり今年も2か月足らずとなってしまいました。
先日、関与先の担当者からあるうれしいメールをいただきました。
事情を詳しく書くと当事者にはわかってしまいますし、守秘義務もありますから、何がどうしてどうなってうれしいメールになったかは書くことは控えます。
でも、私の「ご指導」がなかったらそうはなっていなかっただろうと思われる案件で、本当によかったと思いました。担当者の方も「先生のアドバイスのお陰です」と書いてくださっていました。

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育休中のケアを企業にも

新聞の読者の投書欄は見出しを見て興味のあるものだけ目を通しています。
今朝、「育休の肩代わり、過重負担では」という見出しに目がとまり読んでみると以下のような内容(概略)でした。
「夫が一生に一度と楽しみにして休暇取得の予定だった娘の小学校の入学式出席が、直前に育児休業を延長した同僚女性がいて「代わりがいない」と叱責されて出社せざるを得なかった。この同僚女性が育休取得中、夫は仕事のほとんどを肩代わりして過労となり帯状疱疹を患ったこともあった。
自分の身辺にも育休中の人のカバーのため過労で倒れた人がいる。マタハラと言われるのを恐れて、なかなか言えないが、男性社員や独身の社員にも人生があり家族がいる。
それぞれの事情があるのはわかるが、自分は、育児は片手間にはできないと考え正社員を辞め、経済的には大変だが子どもの成長に寄り添うことができた。育休中の人は同僚男性らの負担になっている現状に気づいてほしい」
うーん。投書者は素直な気持ちをそのまま書いていらっしゃると思いますが、私はいろいろ考えさせられました。


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パワハラの看過は許されない

さいたま市職員だった男性がうつ病になり自殺したのは、職場のパワーハラスメントが原因だとして両親が訴えた裁判の控訴審判決が先週ありました。
一審のさいたま地裁では訴えを認めてさいたま市に1300万円の賠償命令をだしましたが、東京高裁ではさらに市側の責任を重く認定して1900万円の賠償額としました。
自殺した男性は職場で継続的に暴行や暴言を受けていて、上司に被害を訴えていたそうです。裁判では、上司が適切に対応していれば自殺は防げたとして、判決前に和解も提案したようですが、市側が拒否したため判決となったようです。
何故、和解を拒否してまで争ったのか市側の言い分が報道されていないのでよくわかりませんが、亡くなった男性のお父さんによると、市側からはいまだに謝罪がないとのことです。
そんなことも裁判官の心証に影響して一審より重い判決内容となったのでしょうか。
亡くなった男性は41歳だそうですが、今後65歳まで働いたとして逸失利益としては賠償額がかなり少ないようにも思います。裁判というのは、判決文を読んでみないとわからない部分が多いです。
判決文を読まないと、この裁判について軽々には書けません。
というわけで、以下はパワーハラスメントの一般論として書いてみたいと思います。


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