お盆休みだのオリンピックだのと世間が浮き立っている週末、「読むのが辛い、でも読まずにはいられない」という本を読みました。
『反貧困 「すべり台社会」からの脱出』(岩波新書 湯浅誠著)という本です。
著者については、当ブログで過去記事にしたことがありますが、(過去記事参照)ホームレス支援をはじめとして、様々な理由で生活が立ち行かなくなった人たちの支援を続けている活動家です。
この国における貧困問題については、「格差社会」、「下流社会」、「ワーキングプア」などという言葉とともに世間に認知されつつありますが、まだまだ、「自己責任」論に終始しているような側面があります。
この本の中で、著者はそれらの言説が現実を直視していない或いは直視しようとしていないために出てくるのだということを、しっかりと書いています。

