おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる10年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

足立区の講座が無事終了

足立区2009 先週の土曜日、昨年に引き続き講師のご依頼をいただいていた足立区男女参画プラザでの講座が無事終了しました。

パートタイマーで働く方を対象として労働者の権利についてお話する労働法講座です。

2時間という限られた時間ですから、いろいろお話したいことはあったのですが、ポイントをしぼってお話させていただきました。

「社労士なんだから、少しでいいですから年金のこともお話ししてください」と主宰者に言われ、最後20分ぐらいで制度の概略などお話しましたが、労働法よりも年金の方が質問者が多くてちょっとびっくりしました。

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物事を数値化することの難しさ

民主党の事業仕分けが着々と進んでいるようで、傍聴に訪れる人もうなぎ昇りに増えているということです。

国民が関心を持って視るという効果は今後に影響を与えることになるでしょう。

何よりも今までできなかったことを新しく始めたということは画期的だし、来年以降もパワーアップして続けてほしいなと思います。

ただ、ノーベル賞を受賞したお歴々方がおっしゃっているように、はっきりした数字に表しにくいことや、長期的展望の中で判断しなければならないことなどをどう判断していくかということが難しそうですね。

私が所属している自主研究会でも、歩合給のことでそんな話がこの間出ました。

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消えた年金の救済拡大雑感

厚生労働省が「消えた年金」の被害者救済を加速させるための新たな救済基準を発表したと報道されています。

納付したはずの保険料が未納になっているとか、ずっと会社勤めをして保険料を支払っていたはずなのに記録がないなど「消えた年金」が問題になってから、ねんきん特別便だの定期便などが郵送され、メディアの報道などもあり、国民の関心は随分高まったと思いますが、その処理はあまり進んでいないようです。

「消えた年金」の他に誰の記録かわからない「宙に浮いた年金」などもあわせて、確か5000万件を超えると言われていたと思いますが、今年の9月に厚生労働省が発表した処理済の件数は1257万件とのことです。(参照)

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一球入魂で仕事をする

暇な時は全然暇な私ですが、今はあれこれやることがありこの前の3連休も全て事務所へ出て、間に某銀行の年金相談(過去記事参照)もあり、社労士会の自主研究会の会合もありと、忙しい日が続いています。

自主研究会の方は来年2月に発表会があり、10部会のうち順番で3部会づつ発表するのですが、私の所属している部会が来年発表する順番にあたり、プロジェクトチームを作って準備を進めています。

私もチームのメンバーとして、あれこれ相談しながらやっています。

昨日は今就業規則を作成中のある法人に本則と賃金規程の案だけを納めました。

まだ、その他の規程を作らなければならないし、これから相手方のご意見、ご指摘を伺って修正していくという作業、従業員さんの意見書作成、労基署への届出と、年内ぎりぎりに何とか間に合うかなあといったところで、内心焦っています。

今日も今日とて、私が編集長を務める支部広報誌の関係でプチトラブルがあり、朝からあちこちに電話して、メールしてと、仕事以外でも何かとあります。

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幹事役も楽じゃない。

今年も忘年会のシーズン到来ですね。

一昨年、特定社労士になるための研修を受けた時のグループメンバーが、たまたま全員平成18年登録で同期だったこともあり、「〇〇会」などという名前もつけて親睦のための会を結成しています。

総勢9人、開業している方もいれば、勤務登録で社労士とは関係ないお仕事をしている方もいて、多士済々というメンバーで集まってお話するのは楽しい一時です。

今年もそのメンバーと忘年会をしましょうということで、いつも幹事役の私が数日前に同報メールを送りました。

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一期一会を大切に 某銀行での年金相談(2)

先週の土曜日、以前過去記事にしたことのある某銀行の年金相談(過去記事参照)に支部から派遣されて行ってきました。

過去記事の時は開業してようやく丸1年たった頃でしたが、あれから2年、私も成長しました! と胸を張って言えるほどではありませんね。特に、日々の業務が労働法関係に傾きがちですから、某銀行の年金相談は私にとっては緊張を伴う厳しい仕事に変わりはありません。

何故厳しいかは、過去記事にも書きましたが、その銀行のOBが銀行提携社労士となっていて、その方たちは年金相談のいわばプロですので、その中に社労士会から1人だけ派遣されてきた社労士について、厳しく評価する(と思われる)のです。

その方たちがご相談者がいないときに私がお客様とお話していれば、明らかに聞き耳をたてているなというのがわかります。

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若い人が就職できないことを憂う。

毎日様々なニュースが流れていく中で、あまりメディアも騒ぎませんが、大学生、高校生の就職内定率がかなり悪いようです。(大学生内定率参照)、(中、高生内定率参照)

厚生労働省の発表によると大学生は60%そこそこ、高校生にいたっては37%ということで、来春卒業予定で就職を希望しているのに就職が決まらない学生がかなりいるということです。

少子化や団塊世代の大量退職などの影響で、若い人が足りなくなるのかなと思っていましたが、今年は就職氷河期並みの厳しい状況のようです。

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携帯電話は宝の山?

昨日、携帯電話でのメールをうまく営業ツールとして使うためのシステムを導入する代理店の方のお話を聴く機会がありました。

私は社労士会が厚生労働省から受託した事業、労働契約改善事業のアドバイザーになっていますが、その事業の一環で支部管内の商工会議所で、私といっしょにアドバイザーを務めている社労士が、本事業の目的である就業規則に関するお話をざせていただくことになり同行したのですが、そこに、前述の代理店の方も講師として来ていらしたんです。

それは、有志の会員企業の方たちが1月に一回集まり、サロン形式でお茶を飲みながら2名の講師を招き、一人50分づつの話を聴くという会合で、全く分野の違う話もセッティングされる場合もあるというわけで、さしずめ、昨日はそんな感じでした。

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労使トラブル解決のシステムについて考える

昨日午後、冷たい雨の中、事務所から車で50分ほどの所にある公共施設で開催された講演を聴きに行って来ました。

公共施設と言ってもまだ新しくとても現代的で立派な建物で、さいたま市のはずれの方にあるせいか、土地をゆったりと使っていて広々として、駐車場も余裕があります。

その講演会はある大学の先生を招いて隣接する支部が公開講演会として開催したものです。

この支部は私の所属する支部よりもずっと会員数が多く、毎年、この時期に公開講演会を企画して、他支部にも呼びかけてくれます。

私は昨年も参加させていただきましたが(過去記事参照)、今年は個別労働紛争がテーマだったので、今年も参加させていただいたというわけです。

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自然界の色に魅せられる

お花09年11月 003 今日の当地は朝から冷たい雨が降っていてどんよりしたお天気です。気分を変えるために今日はお花の写真を載せました。

昨日、自宅の玄関にアレンジ(というほどのものでもないですが)して飾ったもので、後ろ(上から見ると真ん中なんですが)ににょきっと立っているのはサンゴミズキという枝です。

この季節になるとよくお花屋さんの店頭に出回ってきます。

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「仕分け劇場」で見えてきたもの

先週から事業仕分けなるものが始まり、全て公開されているのでさながら「仕分け劇場」といった様相です。

今までやったことのないことをやるのですから、なかなか思うようにいかない部分もあるでしょうし、法律的には何の権限もないとのことで、この仕分け通りになるとは限らないということですが、税金がどのような使われ方をしているのか、白日のもとにさらしたという功績は大きいと思います。

社労士関連の助成金に関する財団なども俎上に上っていて、厳しい判断をされていました。

この財団に限らず、「〇〇基金」「△△財団」とかは天下り先を確保するためだけのものであり、運営上必要な仕事は業者に丸投げしていて、しかも二重、三重構造になっていて、とても金がかかるシステムになってしまっているらしいですね。

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社労士としての「道」

昨日午後、所属する自主研究会の定例会があり、会が始まる前に居合わせた先輩に昨日記事にした案件のことをちょっと聞いてみました。

彼は県社労士会や支部で役員を務めているベテランで、気さくな明るい性格の方でみんなに好かれています。

顧問先もたくさんあって、介護事業者なども関与先にあるということで、私の話を熱心に聞いてくれました。

この例だけではなく、社労士としてびしっとやろうとすると、会社が大幅に出費を強いられるような場合はどうしてますか?と聞いてみました。

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厄介な案件に頭を抱える

今、ある法人の就業規則を作成中ですが、私にとってはちょっと厄介な案件です。

その法人はメインの事業の他に一部の事業として、ヘルパー資格のある人を登録しておいて、利用者の要請に応じて派遣して障害のある人の介助などを行っています。

最初、私は登録型の派遣社員みたいなものだろうと理解して、この人たちは別規程にしましょうと本則とは別の規程を作ることを提案してOKとなりました。

その後、いろいろ細かく話を聞いてみると、この登録ヘルパーの人たちは非常勤で、自分の都合の悪い時には仕事を断る時もあるしかなり自由裁量の幅が広いようなのですね。

派遣先でも自分の裁量で全て仕事をするので特に指示は受けないというのです。

となると、労働者性というところでまず多少のひっかかりを感じました。労働者でなければ就業規則はいりません。

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コメント欄に来たスパム

日々ひっそりと発信している当ブログですが、年を経るに従いいつの間にか閲覧数も増えて、最初の頃に比べると随分多くの読者の方に来ていただくようになりました。

大変ありがたいことと感謝の気持ちで日々書き続けております。

本日、いつものように管理者のページからコメント欄を確認すると、一目でそれとわかる大量のスパムらしきものが来ていました。

昨晩自宅で確認した時はなかったので、昨日の深夜から早朝にかけて大量に送りつけられ、私のブログに貼り付いていたんだなと思うとちょっとショックです。

めんどくさいから一括削除してしまったので数は確認しませんでしたが、結構な数でした。

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社労士試験合格発表雑感

先週の金曜日、私が社労士会支部の日帰り研修旅行に行っていた頃、8月に行われた社会保険労務士試験の合格発表がありました。

合格した皆様、遅ればせながらおめでとうございます。

残念ながら不合格だった方、この試験は実力があっても落ちることがあるし、その逆もありということで、社会保険労務士になろうとするのならば、通らなければならない関門です。

私の回りの社労士を見回しても、1回で合格した方は少ないし、何度も挑戦して合格した方の方が意外とばりばり活躍していらっしゃるようにも思います。

月並みな言い方ですが、気を取り直して捲土重来を期してください。

私も試験監督主任者として8月の試験に参加?していましたので(過去記事参照)、何となく合格発表は気になります。

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電子申請は金食い虫?

大きな声では言えませんが、私は結婚して〇十年、家計簿もつけたことのない自他共に認める「どんぶり勘定女」です。毎日のように買い物に行っているのに物の値段が覚えられないという脳の構造になっています。

というわけで、3年前に開業した時、もう若くはないし自分の好きな分野、得意分野だけで勝負していこうと思いました。手続業務は最初からしないと決めました。

それでも、社労士会で電子申請のための電子証明書だけはとりました。当時、社労士会では盛んに証明書をとるようにと推奨していたからです。

社労士の看板を出している以上、何かの折にやらざるを得ないことがあるかもしれないし、これからは電子申請の時代になるんだろうと漠然と思ったということもありました。

ところが、電子申請を経験した回りの社労士から聞こえてくるのは電子申請の使い勝手の悪さの話ばかりです。1件やるのにえらく時間がかかったとか、導入段階でつまづくというような話です。

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日帰り研旅行に行ってきます。

今日は、私の所属する社労士会の支部の日帰り研修旅行に行ってきます。

防衛省の見学やら、築地市場で御寿司を食べる、日銀を見て帰りはビアホールで一杯という、どちらかというと「食欲の秋」を意識したような企画です。

総勢37名、平均年齢はちょっと高め、バスで埼玉県から東京へとおのぼりさん状態で行きます。

これで参加費〇〇円はまあ安いのではないかなと思います。

深まる秋、皆様も良い週末をお過ごしください。

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特定社労士試験で注意すべきこと

今日は午前中からあちこちへ出かけていたためすっかり更新が遅れました。

特定社会保険労務士の制度については過去記事にもありますが、(過去記事①)、

(過去記事②) 現在研修を受けている読者の方から、何か注意すべきことがあれば教えてくださいとコメント欄に書き込みをいただきました。

コメント欄でお答えすると長くなりそうなので、本日の記事でお答えしたいと思います。

過去の合格率は概ね70~75%の間ぐらいだと思いますので、基本的にはそんな歯がたたないとか、難しいという試験ではないと思います。

記述式ですので、わからない場合は常識で判断すればいいということがいえます。

ですけれど、試験である以上問題を作り採点する人がいるわけで、ある程度のつぼにはまっていないと良い点がもらえないということはあると思います。

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会社に有利な就業規則って?

就業規則についてのご相談を受けると、たいていの事業主さんは、「会社に有利な就業規則にしたい」とおっしゃいます。

お金を出して見直しや作成を依頼する以上、経営者側に有利なものにしたいという気持ちはある意味当たり前かもしれません。

というより、就業規則を作成することにより会社が損をして労働者が得をするのではないかと幾分疑っているふうでもあります。

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花は友達

オレンジ色のバラ 先月の結婚記念日に娘にもらった花かご(参照)を1度で終わりにするのはもったいなくて、花が枯れるたびに入れ替えたりしていましたが、葉っぱも含めてすっかりだめになったので、花かごだけそのままで全て花を入れ替えてアレンジし直ました。

写真は事務所に置いた花かごをちょっと上から撮ったものです。

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労働基準法再読(15)制裁規定の制限

先週、制裁による減給と欠勤による給料控除は違うという記事を書きました。(参照)

補足的に労働基準法の制裁規定を記事にしようと思っていたので、本日書くことに致します。

社員が何か不祥事を起したときに制裁を加える(懲戒という言い方もします)ということは日常的にあると思いますが、会社の好き勝手にできるわけではありません。

就業規則に規定して労働者に周知しておかないとできないというのが、裁判例などでの考え方です。罰を加えるのならその根拠を示してくださいという考え方です。

やり方についても、過去の同様の事例と照らして極端に重くしたりすることは否定されます。また、よほどひどい事例でない限り、軽いものから重いものへと順番にやっていくのが普通で、のっけからいきなり懲戒解雇するというようなことも通常は否定されます。

譴責、減給、出勤停止、懲戒解雇などがあり、労働基準法では減給についてのみ規定があります。(労働基準法第91条)

〔労働基準法第91条〕就業規則で、労働者に対して減給の制裁を定める場合においては、その減給は1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が一賃金支払期における賃金の総額の10分の1を超えてはならない。

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