おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる10年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

せっかく政権交代したのに・・・と思う。

亀井氏が内閣に入った時、何やら不穏な感じもしたし、野次馬的に面白そうとも思ったけれど、ここまで、政権交代ならぬ後退してしまうと、さすがに、テレビに映る得意げな彼の顔を見るとうんざりしてきます。

民主党に投票した人たちの大半は、自民党政権時代のしがらみやどうしようもなく腐ってしまった官僚組織などを何とかしてほしいという思いで投票したと思うし、政権交代できてよかったと思っているだろうけれど、郵政民営化から逆戻りしてほしいなんて、思った人もいるかもしれないけれど、そんなに多くはないんじゃないかなあと思います。

続きを読む

PageTop

人に気遣いをしてこその社会

車で走っていると、昔に比べてマナーが悪くなったなあと感じることがあります。

横道からいきなり出てきて割り込もうとする、交差点近くで荷物の積み下ろしでもないのに路上駐車する、見通しの悪いカーブで停車して人の乗り降りをする、しかもハザードもつけずいきなり止まる。

先日、赤信号から青信号に変わったのに私の前にいた車がなかなか動き出さない、変だなと思っていたら、前から人が歩いて来てその人を乗せるのに、またまた手間取っている、こちらは右折なのですが、その信号は右折矢印もなく、もたもたしていると右折できなくなってしまうので、クラクションを鳴らしたら、運転手がいきなりドアを開けて、

「うるせぇな! バカヤロー」と捨てぜりふを残して去って行きました。

続きを読む

PageTop

育児・介護休業法の労使協定

育児・介護休業法の改正については以前記事にしました。(過去記事参照)

育児・介護休業は正社員しかとれないと誤解している事業主さんもいますが、法律では日々雇用される人以外は適用されることになっています。(期間を定めて雇用される労働者には一定の要件があり、一部適用不可です)

また、労使協定を結ぶことにより適用を除外できる労働者もいます。

例えば週2日かしか働かないパートタイマーの人でも、期間を定めていない雇用契約であれば、労使協定を結んでいなければ、育児・介護休業を取得することができます。

期間を定めている場合は、育児休業の場合は、

①引き続き1年以上雇用されている。

②子が1歳に達する日を超えて引き続き雇用が見込まれる。

③子が1歳に達する日から1年を経過する日までに雇用契約の期間が終了し、更新されないことが明らかなこと。

以上をクリアーする必要があります。

続きを読む

PageTop

36協定の後出し

法定労働時間を超えて時間外労働をさせる場合は、労働基準法36条に基づく労使協定を結ぶ必要があります。(過去記事参照)

これが小さな事業所では案外知られていません。

今日、無事届出の終わったある法人も、最初就業規則作成のご依頼でしたが、お話しているうちに36協定について全くご存知ではなく、事業の開始からちょうど10年たっているのに今まで届け出たことはありませんでした。

概略をご説明して納得していただき、4月1日から1年度を始めているということなので、就業規則の届出といっしょに届けましょうと、今年度分と来年度分、2枚を作成し、従業員代表の方を選んでいただき、署名捺印をしていただきました。

そして、今日最寄の労働基準監督署に届出をしました。「後出しだからなあ、何か言われるかなあ」と思いつつ、窓口に出かけました。

続きを読む

PageTop

「よーし!頑張るぞ!」と思う。

当地は昨日から引き続き冷たい雨が降り続いています。

「春は名のみの風の寒さや」とはこのことかと思いつつ、朝一番でかねてよりお問合せをいただいていたお客様のところへ初めて伺いました。

社内的なある制度を立ち上げるにあたっての問題点や、その制度を運営していくための方策、そもそもその制度をやるのは是か非かなどのご相談で、会社法、労働法、両方の知識が必要です。

私が会社法を勉強したのは大改正になる前の「商法二部」と言っていた時代ですので、先週、そのお問合わせのお電話をいただいてから、改正会社法にざっと目を通し、前述の制度についても持っていた予備知識の上に上乗せするための勉強をして、お客様にお会いしました。

続きを読む

PageTop

春はやっぱり桜

                  桜とチューリップ
当地は昨晩から冷たい雨が降り続いていますが、昨日、行きつけのお花屋さんで桜を見つけて買いました。チューリップやスイートピーの後ろにのぞいているのがその桜です。

 

続きを読む

PageTop

多角的にみないとわからない年金制度

先週の金曜日に県社労士会主催で、「年金制度の現状と課題」と題して慶應義塾大学経済学部教授の駒村康平氏の講演があり、私も参加して興味深いお話をいろいろ拝聴することができました。

講演は実務的なものではなく、年金制度について学術的な見地から制度の問題点や今後の展望、諸外国との比較などについて、様々な統計などを示しながらのお話で大変有意義なものでした。

埼玉県会に登録している社労士はざっくりした数字ですが、開業が1000人余り、勤務登録が500人前後、他に法人会員が10ぐらい、だいたい1500人が登録していますが、300人余りの参加申込みがあったそうで、10分ぐらい前に会場に行ったらかなり席が埋まっていてちょっとびっくりしました。

やはり、社労士たるもの年金の勉強は必須と考えている会員が多いのでしょう。もちろん私もその1人です。

続きを読む

PageTop

ようやくHPが機能し出した?

当事務所のHPは私が開業した翌年2007年7月に開設しました。

HPを業者に頼むとそれなりのお金がかかりますし、自分で作るのもかなり大変そうと思い、開業当初はとりあえず発信基地としてブログを開設していました。

そのうち、NTT西日本経由で毎月の費用がそれほどかからず、ブログ形式でHPを開設できる、費用は電話料金といっしょに支払えばいいという形式のものが新しくできたことがわかり、すぐに申し込んで開設しました。

私はキーボード操作などは速い方だと思いますが、HTMLなんたらかんたらなどというのはさっぱりわかりませんので、なかなか自分の思うようにはいかないのですが、何とかそれらしく格好をつけつつ、自分で管理運営しています。

このところ、開設以来初めてHPを見てお問合せをしてくださったお客様が2社続きました。

続きを読む

PageTop

社労士というのは事業主寄り?

特定社会保険労務士制度ができるときに、オールマイティで代理権を持つ弁護士業界から強烈な反対があったようです。

理由の一つとして挙げられていたのが、事業主と顧問契約を結んで顧問料が主な収入源である社労士は、どうしても立場が事業主寄りになり公正中立に労使紛争をさばくことはできないというものです。

弁護士の場合は明確に経営者側、労働者側と分かれて活動しているため、社労士も結局お金をもらっている側についているんでしょという考え方なのだと思います。

しかし、社会保険労務士法の第1条には、社労士制度は事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを目的とすると書いてあり、お金をもらっているのは事業主からだとしても、多くの社労士は、事業主の遵法意識を促し、結果、職場の労働条件の改善に寄与しているものと思います。

続きを読む

PageTop

お好きな色は何色ですか?

私が作る就業規則は、A4の用紙に印刷した後、厚紙の表紙をつけて製本テープで製本してそれなりに見栄えの良いものにして納品します。もちろん届出用も同様に作ります。

親族で広告会社に勤めている者が、「こんなにいい紙使ってんの?」と驚いているのを見て、へぇー、これっていい紙なんだと私の方が驚いたのですが、私は何事も見栄えは大事だという主義なので少々の費用はいといません。

特に、仕事としてお金をいただいているのですから、細部にも細かくこだわりたいと思っています。

私が表紙に使っている紙は様々な色があるので、就業規則の作成も終盤に近づいてくると、

「表紙をおつけしますので、お好きな色とかありましたらその色にしますよ」

といつも申し上げています。

続きを読む

PageTop

使用者から労働者への損害賠償請求

労働基準法では、労働契約の不履行について違約金を定めたり、損害賠償額を予定する契約をしてはならないという規定があります。

過去記事に詳しく書きましたが、(参照)これは、労働者が違約金や賠償金を支払わされることを恐れて事実上退職の自由を奪われ、強制的に働かされることにつながるからです。

しかし、この規定は労働者側に責任があることで会社が現実に損害を被った場合の賠償請求までしてはいけないと言っているわけではありません。

例えば、労働者の不注意による事故により会社が損害を被った場合、会社はどの程度の要求をできるのでしょうか。

続きを読む

PageTop

看護師による傷害事件 雑感

幼児虐待やグループホームの火事や百貨店閉店など、このところいいニュースがありません。

最近、驚愕したのは看護師によるお年寄りに対する傷害事件です。

報道によると、兵庫県の病院で2008年12月から1月あまりの間に入院患者6人(当時99歳~75歳)が相次いで肋骨を骨折した事件で、病院に勤めていた看護師が逮捕され、犯行を認めているというものです。

被害者はいずれも寝たきりで会話のできないお年寄りで、この看護師が胸部を両手で圧迫するなどして骨折させた疑いが持たれています。

「職場の人間関係にイライラしていた」「患者から感謝されないのがしゃくにさわった」と供述しているそうですが、社労士としては、この職場の雰囲気はどんな雰囲気だったのだろうかと気になります。

続きを読む

PageTop

人事考課が不当だと感じた時

私が今まで就業規則の作成や見直しを経験した企業は中小企業ばかりで、中でも人数の多いある会社だけは賃金制度について細かい等級表がありましたが、他は大まかな表だったり、そういうものはなく個別に基本給を定めることになっていたりしました。

賃金の決定の仕方は就業規則に必ず記載しなければならない事項ですから、そういう場合には、「基本給は年齢、経験、能力、適性等を考慮して各人ごとに定める」としておけば、法律上は問題がありません。

事業主の裁量部分が大きいというイメージです。

この裁量の範囲はどの程度認められるのでしょうか。もし明らかに不当な評価がされた場合に、それは違法とすることができるのでしょうか。

続きを読む

PageTop

未払い残業代請求時代の到来?

以前、過去記事にしましたが、借金の過払い金請求に代わるビジネスとして弁護士業界、司法書士業界などが注目し始めている問題として、「残業代未払い」があるそうです。(過去記事参照)

この4月から労基法が改正になり法定時間外労働が月60時間を超えた分については、割増賃金が現行の2割5分から5割に引き上げられます。(中小企業は猶予措置があり、過去記事参照)

未払い残業代については賃金債権の時効にかからない2年分を遡って請求できますから、結構な額になります。また、同じ会社で何人もの労働者が一斉に請求をする場合も考えられますから、経営者としては看過できない問題でしょう。

そのせいか、最近、にわかに雑誌などでも取り上げられるようになっています。

続きを読む

PageTop

古いレコードをあれこれ聴く

事務所にちょっといい音響装置をつけたことは過去記事にしましたが、(参照)CDをあれこれ聴いているうちに、家にあるレコードもこのスピーカー、このアンプで聞いたら良い音がするのではないかという話になり、同じお店に出かけて行ってレコードプレーヤーも買ってしまいました。

この道はどこまで続く? もうここで終わりにしなくちゃねと私は思っていますが・・・。

昨日、そのレコードプレーヤーが届き、早速レコードを聴いてみました。

ポピュラー系はかなりいい音ですが、クラッシック系はレコードにより差があり、家にある安いプレーヤーで聴いたのと大差ないのもあり、思ったほどの効果は得られませんでした。

続きを読む

PageTop

「年金」だけではすまない年金改革

様々な問題が山積している年金制度ですが、昨日から議論に入り5月をめどに基本原則をまとめることになったと報道されています。

抜本的な年金改革は自民党政権下ではなかなかできなかったことですから、せっかく政権交代した今、大いに議論を深めて国民にとって最良の選択をしてほしいと思います。

今の年金制度で問題となっているのは、ずさんな管理による「消えた年金問題」、年金制度不信による国民年金の未払い問題、未加入や未納による無年金、低年金の問題などとされています。

続きを読む

PageTop

子ども手当てについて考える

当地はピンク色や白い梅の花が満開で、春のような陽気になったかと思うと一転して冬の寒さに逆戻りするということを繰り返しています。

昨日あたりから今日にかけては、もう春だと油断して薄着になると凍えてしまうような寒さになっています。

そんな寒々とした気候以上に寒々としたニュースが幼児虐待のニュースです。

先週、奈良県と埼玉県であった虐待の末の幼児の餓死という痛ましい事件が報道されました。

埼玉県の事件は、何と私の事務所のある市内の出来事で、本当に胸の痛む事件です。

続きを読む

PageTop

労働基準法再読(18)休日について

当地の今日は朝から晴れて風もなく穏やか、すっかり春ですねぇという陽気です。

先頃、政府ではゴールデンウィークなどの休日を全国のブロックごとに時差を設けることを検討しているとの報道がありました。

確かにお盆やゴールデンウィークはどこに行っても混んでいて、道路は渋滞、電車の指定席もとりにくい、旅館の宿泊料も高いなど、いいことはないですね。

そのように集中してしまうのは、多分、有給休暇をとりにくいのでみんなが休む時に休むということも関係しているのではないかなと思います。まずは、有給休暇を使い切ることを推奨する方が先じゃないかなと思います。

さて、今日の労働基準法再読は「休日」について見ていきたいと思います。

休日と休暇の違いはわかりますか?

前者は最初から労働する義務のない日、後者は労働の義務のある日に義務が免除される日と考えます。

続きを読む

PageTop

「お客様第一」を実践することの難しさ

トヨタ車のリコール問題で、メディアでは様々に分析がされています。

一企業というより、多くの企業に当てはまるようなこともあり興味深い問題でもあります。

もちろん、私もサービス業(と、自分で位置づけている)を営んでいる身でもありますから、参考になったり考えたりさせられます。

よく言われているのは、拡大路線の中で「お客様第一」というトヨタの姿勢が失われてしまったということです。これは企業にとってかなり致命的かもしれませんね。

続きを読む

PageTop

ゴミ屋敷住人の年金不正受給

職業柄「年金」というキーワードが出てくるニュースがあると、「うーん?」と聞き耳をたててしまいます。

近所でも評判のゴミ屋敷に住んでいた兄弟の兄が万引きで捕まり、「弟の部屋で母が死んでいる」ともらし、行ってみると部屋中ゴミだらけてゴミが1m以上もうず高く積まれていて、その下にお母さんの遺体が白骨化していたというニュースです。

何故そんなことをしたかと言えば、弟の話によると「定期的に年金が入るから」と答えたそうで、そういうことを考える人もいるんだなと思いましたが、それは本当の理由なのかどうか、私にはよくわかりません。

ゴミ屋敷になってしまうというところで、多分精神的に正常ではないと思うし、回りに何らかの手を差し伸べる人がいれば、結果は違ったのかもしれないと思います。

続きを読む

PageTop

ちょっぴり複雑な気分の講師の仕事

かねてより発言しているように、「発信する社労士」、「書ける社労士」、「語れる社労士」が私の目指す社労士像です。

ですから、それに関連する講師の仕事の依頼などは迷わず受けます。

しかし、先頃、ちょっぴり迷い、でもお受けした講師の仕事があります。

ある方の紹介で、ある社労士予備校が主催する開業セミナーでの講座で、就業規則について、その重要性並びに作成、見直しの仕方などを講義してほしいというものです。

続きを読む

PageTop

サキソフォンはやっぱりかっこよかった

大昔のコメディー映画で「お熱いのがお好き」というのがあります。

うら覚えですが、犯罪現場を目撃したバンドマン2人組みがギャングから逃げるために、女装して女性だけのバンドにもぐりこみ、騒動を繰り広げるという内容で、その女性バンドのスター役のマリリン・モンローが、テナーサックスを吹いている男なら、誰でも惚れてしまうという設定だったと思います。

かの地でもサックス奏者というのはかっこいいということになってるのかなと思いますが、先週末、私も初めてサックスのアンサンブルを聴きに行きました。

別にサックスという楽器にもそれを吹く人にも興味があったわけではないのですが、曲目がバッハの「ゴルトベルグ変奏曲」、しかも全曲をテナーサックスを中心にサックス奏者5人とコントラバス4人のアンサンブルで行うという試みに、大いに魅力を感じたのでした。

続きを読む

PageTop