おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる10年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

パワハラの判断は難しい(3)。

昨日の続きです。
この事件の場合、度重なる叱責、指導がパワーハラスメントという違法行為にあたるのかどうか、また、会社側が安全配慮義務を果たしていたのかどうかが大きな争点です。
遺族側は、恒常的な長時間労働や目標達成の強要があり、過度な叱責及びM社におけるメンタルヘルス対策の欠如などが自殺に追いやったとして訴えたのですが、地裁では大筋で認められたこれらの主張が、高裁ではことごとく否定されて遺族側の請求は認められず、訴訟費用も一審、二審ともに遺族側の負担とするとされました。
個別具体的に細かく事案を検討する裁判の場でさえ、全く逆の結論になってしまうわけですから、日常的に職場で起こることについてパワハラかどうか判断するのはやはり難しいと言わざるを得ません。

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パワハラの判断は難しい(2)。

先週、パワハラの判断は難しいという原稿を書きましたが、関連する判例をちょっとご紹介したいと思います。
一審と二審で全く判断が逆になった例です。(前田道路事件一審松山地裁判平20.7.1二審高松高裁判平21.4.23)
[事件の概要] A男さんは昭和36年生まれで昭和61年4月に土木建築業のM社に入社し、平成15年4月に四国のある営業所の所長に赴任します。
当時の給与収入は年収1009万円余りでした。
M社では各営業所は独立採算制で年間の事業計画を独自にたて、自分たちでいわばノルマとなる目標数値を設定していました。
A男さんは赴任して1か月後から受注高、出来高、原価等といった営業成績に関するデータの集計結果を報告する際に、実際とは違う数値を報告するよう事務担当者に指示を出します。
実際には受注していない工事を受注したかのごとくに見せる「架空受注」、未施行分を施行したかのごとくに計上する「架空出来高」、下請業者に対して請求書を止めてもらう「原価未計上」、ある工事の原価を別の工事に付け替える「原価移動」などで、これは不正経理にあたります。
同年6月、四国支店工務部長に就任したXさんは数字のバランスの異常に気づき、A男さんに是正を指示しましたが、詳細の調査は困難であり、それほどの額ではないだろうと思ったこと、またA男さんの将来性などを考慮して本人に任せ、平成16年初めごろA男さんから是正した旨報告を受けますが、実際には是正されていませんでした。

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パワハラの判断は難しい。

現在見直し中のある会社の就業規則にパワーハラスメントの規定を追加することをご提案しましたが、社長がちょっぴり難色を示されました。
社長は大学時代体育会系で、社員の指導についても時には強く叱責をしたりするようなことを容認していきたいと思っているので、そういう規定を作ることにより上司が部下を適切に指導することが困難になるのではないかと懸念されたようです。
私のご提案した内容ですと、何がパワハラにあたるかということもかなり具体的に書いてあります。パワハラの内容や必要性については過去記事に書きましたので(
参照)、そちらをご覧いただきたいと思いますが、その中に
「皆の前で怒鳴る、机や壁をたたいて脅す」
というような項目がありますが、社員を指導する上でそのぐらいの「荒事」も時と場合によっては必要だと、前述の社長は考えていらっしゃるのですね。
就業規則上の規定がブレーキになるのは困るというわけです。

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今年の社労士試験選択式を見る

過去記事にもちょっと書きましたが、私は登録してから3年連続で監督者として社労士試験に関わってきました。
今年は、社労士会から募集のある仕事というのは、一部の会員が独占的に行うのはまずいと日頃から思っているので、3年を区切りとして手を挙げませんでした。
試験のあったこの前の日曜日には、ちょうど信州ドライブ旅行中でした。
青空にモクモクと浮かぶ白い雲を眺めながら、「今頃、受験生は頑張っているんだろうな」と思っておりました。
今日、所用があって社労士会の事務局に行ったら、受付のカウンターに今年の社労士試験の問題が積んであって、自由に持っていけるようになっていたのでいただいてきました。
択一式をじっくり見ている暇はないので、まずは選択式に目を通してみました。
労基法は3問とも最高裁判例ですね。
過去問とは傾向が違うので受験生はかなりびっくりしたのではないかと思います。

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年金の不正請求はいくら?(2)

以前「111歳」と思われていた男性が白骨化して見つかった事件について過去記事にしました(過去記事参照)。
死亡届が出されていなかったため、年金が支払われていて家族が受け取っていたため、詐欺容疑で警察が本格的に捜査を始めたということが報道されています。
他にも各地で所在不明の高齢者がいるということがわかり、年金を家族がずっと受け取っていた例も何件か報道されています。
それは多分氷山の一角で、同様のことが相当数あるのかもしれないと思われるようなニュースです。
もし、年金の不正受給が目的で届を出さなかったのだとしたら、これはもう犯罪行為ですが、そういうことが可能となっている今のシステムについて考えてみる必要もあると思います。

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地方へ行くと地方の活気のなさが気になる。

                 美ヶ原縮小
昨日、ささやかな夏休みをとって日曜日から1泊2日で信州をドライブしてきました。
写真はビーナスラインの終点美ヶ原高原から見下ろして撮ったもので、見えにくいかもしれませんが、中央部に白っぽく筋のように見えるのが、自動車道路です。

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本日は夏休みとさせていただきます。

ご訪問ありがとうございます。
誠に勝手ながら本日は夏休みということで、ブログの記事更新はお休みさせていただきます。
これは予約投稿しているのですが、今頃は信州のビーナスラインをドライブしている予定です。
夏休みとはいってもとってもささやかな1泊2日のドライブ小旅行です。
明日からはまた毎日(土、日、祝日以外)記事を更新しますので、お暇な折には是非またおこしください。

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熱中症死の陰に貧困問題あり?

当地では昨日、今日といくらか涼しくなりましたが、今年は本当に猛暑の日が多いです。
全国で熱中症で亡くなった方が200人を超えているそうですが、すごい数だなと思います。
多くは一人暮らしのお年寄りですが、若い方や家族のいる方もいらっしゃるので、油断はできないのだなと思います。
私の場合、若い頃は暑さなんて全然平気だったし「いつも涼しそうな顔してるね」なんて言われるほど汗もかかなかったのですが、年とともにあちこちに脂肪が付着してきたせいか、中年になってからは暑がりで汗かきになりました。
子供たちが小さかった頃、今は亡き私の母が孫に会いたくてよく私の家に遊びにきましたが、夏はいつも「暑い、暑い」と言いながら、首の後ろにハンカチ型の小さなタオルを巻きつけてやってきたものでした。
その姿を見て私も子供たちも笑いましたが、今や、私も家で掃除機をかけるときや、キッチンで調理をするときなど、全く同じ格好をしていて自分でも苦笑してしまいます。
そんな具合ですから、その頃よりも格段に暑くなっている昨今、クーラーなしの生活なんて考えられません。

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やはり法律は世の中を変えていく

私は常々、法律というのは世の中の人の意識を変えていくし、長い目でみるとシステムすら変えていく力があると思っています。
ひとつ、ふたつ例を挙げれば、男女雇用機会均等法ができる前の職場というのは、男女による労働条件の差別など当たり前にありましたが、法律施行から20年以上たった今、あからさまにそんなことをすることはできなくなったと思います。
パートタイム労働法(短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律)が改正されてから、パートタイマーの雇用管理について関心を持つ事業主さんが増えていると思います。
昨日、日産自動車が事務系派遣社員を全員直接雇用に切り替えると発表したことが、メディアでも大きくとりあげられました。。
これも、東京労働局の指導もあったようですが、派遣法の改正も視野にいれてのことだろうと報道されています。

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発想の転換により暮らしを豊かにする

連日の猛暑にひきこもりがちの私ですが、昨日は随分久しぶりに入会しているスポーツクラブのプールで泳いできました。
毎月会費を払っているのに、何となく行きそびれて夫からも「会費の無駄だ」と文句を言われていて後ろめたい思いをしているのですが、入会していればいつでも行きたいときに行って泳げるので、辞める決心もつかずずるずるとそのままにしていてたまに行っています。
1キロほど泳いで帰ってきましたが、今朝体重をみてみるとなんと1kgも減っていました。
水泳というのは知らないうちに汗をかいているので、そんなせいかなとやはり多少無理をしてでも通った方が美容と健康のためだなあとあらためて思いました。
暑いからと言ってひきこもりはやはりよくないですね。
このぎらぎら太陽を何とか利用できないかと作られたのが太陽光パネルだと思いますが、昨晩テレビを見ていたら、さらなる発想の転換が進んでいることを知って驚きました。

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学生時代の国民年金

ああ、日本は温帯なんかじゃない。亜熱帯に間違いないというような猛暑が昨日からまた襲ってきてますね。
今日も朝から外はサウナ状態です。
私の場合、ひたすらひきこもっています。ちょうどお客様から出された「宿題」の勉強もあるし、先週見積書を出したお客様について、もしご依頼いただいたらちょっと厄介な案件なのでその方面の勉強もあるし。
かと言って暑さのせいか事務所へ来てすぐに仕事にとりかかる気力もなく、朝から新聞をじっくり読んでいると、投書欄に40代後半の人から次のような内容の投書がありました。
「20歳になった大学生の娘に国民年金納付の通知が届いた。娘は無収入、親にとって毎月15100円(今年度の額)の出費は痛い。猶予(と表現されているが正確には免除)措置をとっても、本人がその間の分を後納するのは就職状況もわからず、できないかもしれない。知人にはその分貯金している人もいる。制度の先行きも不安だし、所在不明の高齢者に年金が支払われていたなど管理もずさん。これでは義務だからと割りきる思いにもなれず、迷っている」
という内容です。

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ノーマライゼーションは遠いと思うこと

先週、所属する社労士会の自主研究会の定例会がありましたが、そこで障害のあるお子さんなどに対するデイサービスを行っているNPO法人で、休憩時間がとれないという原稿を提出した会員がいました。
実は、昨年から今年にかけて私も全く同じようなNPO法人の就業規則を作ったことがあったので、このようなNPO法人が結構あるんだなとちょっとびっくりしました。
このような法人の場合、たいていはパートタイマー、アルバイトが多く普段は労働時間を6時間以内に設定しているので、休憩はとれなくても違法とはなりませんが(注1)、夏休み、冬休みなど学校が休みの場合に、労働時間が増えるため当然休憩時間が必要なのですが、人員に余裕がないため、休憩時間がとれないという悩みで、私が就業規則作成にあたり受けた相談と全く同じ内容が原稿として提出されたので、へぇーと思ったのでした。

[注1.]労働基準法第34条の規定により、労働時間が6時間を超えたら少なくとも45分、8時間を超える場合には少なくとも1時間の休憩を労働時間の途中に与えなければなりません。逆に言えば、労働時間が6時間を超えなければ休憩を与えなくても違法ではないということになります。

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猫をかまける盆休み

以前に「猫にかまけて」という本について記事にしましたが(過去記事参照)、旅行に行っている親族が飼っている猫の面倒を見ることになり、私も昨日から猫にかまけることになりました。
昨日から日曜日までの間、一日に一度親族のマンション(ペットを飼ってもいいマンションです)に様子を見にいくことになっています。
私の事務所から車で10分ほどの所なので、お昼休みをはさんで2、3時間いてやって、遊んでやって、キャットフードを出してやり、水を替えてトイレをきれいにしてやります。
エアコンを29度にしてつけっ放しなので、そのあたりも異常がないかチェックします。
まだ産まれて3、4ヶ月ぐらいの子猫なので遊びたい盛りです。
私が持っていく1mぐらいの長さのリボンでじゃらしてやると、すごい勢いで駆け回ってじゃれて遊びます。
こちらの方が疲れてソファーに座って休んでいると、リボンをくわえ私のズボンのすそをがりがりとひっかいて、遊んでくれといわんばかりの様子です。

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社労士試験の思い出(2)

昨日の続きです。
健康を取り戻したとはいえ大病の後で心身ともに疲労感がありましたし、抗がん剤の副作用ですっかり髪の毛が抜けてしまったので、外出するときにはかつらをかぶるなど完全には元どおりとはなっていません。
治療中、細々と過去問などやっていましたが、本格的な受験勉強は全然していませんでした。でも、私自身は過去2年間の試験で私は合格してもおかしくなかったという変な自信がありましたから、「今年はやめたら?」と夫に言われたことも気にせず受験をすることにしました。
ここでやめて来年受け直したとしたら、過去2年間の蓄積が限りなく0になってしまうような気がしたということもあります。 気持ちが途切れてしまうことを恐れたのです。
もちろん、療養期間中に願書は提出していました。
前の年の試験に不合格だったときに「来年もう一度だけ受験して不合格だったらきっぱりやめよう」と決意したことを守りたかったということもありました。
私は結構頑固なところがあるんです。

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社労士試験の思い出

今年の社労士試験まで10日余りとなりましたね。
社労士試験は全国社会保険労務士会連合会の試験委員会で取り仕切り、受験料収入などは連合会の特別会計に入りますから、社労士会としては年に一度の一大イベントです。
特に、受験会場のある都道府県の社会保険労務士会では、会員から協力者を選出して会長以下各理事も総出で試験を取り仕切ります。
私も開業登録して以来、3年連続で試験監督を務めさせていただきました。
自分の原点はここにあるという思いを大切にするために手を挙げてやらせていただいていました。
この社労士試験協力者は埼玉県の場合、各支部で会員数に応じての割り当て人数分を支部会員の中から支部長が選出することになっています。
希望者が結構いるので、私もさすがに3年連続でやらせていただいたので、今年はご遠慮しました。年々当日の早起きが辛くなってきたということもあります。
受験生の皆様はそんなもの読む暇ないとは思いますが、当ブログのカテゴリーで「社労士受験」をご覧いただくと、いろいろと試験の思い出などが書いてあります。

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有給休暇の季節です。

今までの経験上、様々な労働条件のうち有給休暇というのは賃金と並んで労使ともに関心の高い事項だと感じます。
それについての法律的なことは以前2日にわたって過去記事にしました。(
過去記事①)  (過去記事②)
今週はいよいよお盆ウィークに突入ということで、有給休暇をとる方も多いと思います。
過去記事にかなりいろいろと書きましたので、興味のある方は見ていただきたいと思いますが、今、読み返してみて少し補足しようかなというところがあるので、ちょっと書いてみたいと思います。

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唯一の被爆国としての厭戦

先週の6日は広島、そして今日9日は長崎の原爆記念日です。
この業界のある飲み会で、
「やっぱり軍隊を持たないと書いてある日本の憲法はすばらしいと思う」
と言ったら、ある社労士が、
「ああ、鈴木さんは護憲派なんだね」
ときっぱりと決めつけました。
私は自分で護憲派なんて思ったことはないですよ。
「歌は世につれ」と言うけれど、法律だって社会の成り立ち、人々の暮らし方や意識が変わればそれにつれて変わるべきだし、憲法だって例外ではないと思います。
でも、メディアの報道、映画、書籍、その他様々な資料や見たり聞いたりしたことを総合的に考えると、私は戦争は絶対イヤという厭戦の思いしか出てきません。
戦争を生で体験された人たちはもっと厭戦の気持ちは強いだろうし、「永久平和主義」は「国民主権」、「基本的人権の尊重」とともに現行憲法の根幹を成す考え方です。
そういう意味では9条については多くの国民のコンセンサスをしっかり得ることができない限り、変えるべきではないと思います。

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日々新たな勉強

「いつまで続くこの暑さ」と言いたくなるような連日の猛暑、猛暑、また猛暑ですが、本日は朝一番である会社に伺って現在見直し中の就業規則について、私が提案したたたき台をもとにいろいろとお話をお聞きしました。
この会社に限らずいろいろな事業主さんとお話していると、私がこれが当たり前と思って出している就業規則の条文について、思いもよらない疑問点などが出されて、なるほど、そういう考え方もあるかと、感心したりびっくりしたりすることがあります。
今風に言うと「新たな気づきを与えられる」とでも申しましょうか。
今日も今日とて、セクハラに関する就業規則の規定について疑問点が出されて、確かにそういう考え方もあるかなと思ったことがありました。

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家族の情や絆はどこへ?

月曜日に過去記事(参照)にした111歳の男性の事件をきっかけに全国各地で調査をしたところ、所在不明の高齢者が何人もいることがわかったと大きく報道されています。
年老いた親が家を出て行っても連絡もとらず、所在不明になっても何の行動もとらない。家族の情や絆はないのだろうか。
人間としての当たり前の情、道徳観、倫理観、遵法意識などが希薄な人々。
1億人もいればそういう人たちがある一定の割合で存在するということは十分考えられますが、その割合が高くなってくると国家としての根幹を揺るがしかねないのではないかと思います。
年金の不正受給の問題も出てくるでしょうし、一部の人は介護保険料の支払いが滞っているとのことで、行政の運営の仕方も見直しをしなければならないでしょう。

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教育現場にも偽装請負が横行?

当ブログでは派遣法がらみの記事をいろいろと書いてきました。
例えば、左側バーの下の方にある天気予報の下のブログ内検索で「偽装請負」で検索すると、たくさんの記事が出てきます。
この検索機能を使うと、以前は出なかった広告が上の方に出てくるのが、私としては気にいらないのですが、無料でネット上のスペースを使わせてもらってるんだからしょうがないのかなというところです。
ついでに言うと、FC2ブログでは1カ月更新しないとブログ上に広告が出て次に更新するまで記事が読めなくなるようですね。
随分前に、誤作動したのか自分のブログがそういう画面になっていてびっくりしたことがあります。(すぐに元に戻りましたが)
ブログを始めたときは前述のようなことはなかったはずなので、勝手に変えられるというのがちょっと残念です。

さて、前置きが長くなりましたが、今朝の朝日新聞には小中学校で英語を教える指導助手として来てもらっている外国人について、直接雇用ではなく民間業者に業務委託している場合に、教師がその外国人に指示をすると「偽装請負」となるとの労働局の指摘について記事がありました。

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社労士会名簿の電子データ化はいつ?

毎年、この時期になると県社労士会から会員名簿が送られてきます。
年間を通じて会員の入れ替わりはそれなりにあるので、毎年作らなければならないのかなと思いますが、200ページ余りもあって結構ボリュームがあります。
入会した順になっていて、巻末には氏名別の索引もあり、名前が分かればすぐにその会員の所属支部もわかるし、もちろん事務所の住所や電話番号なども記載されています。
入会順なので、途中で転入してきた会員は別としてだいたい誰が会員暦が長いのか、誰と誰が同時期に入会したかなどがすぐにわかります。
勤務登録の会員は任意で勤務先なども記載されますから、へぇー、こんな所に勤めている人が同じ支部にいるんだななんてこともわかります。
そんなことをじっくり眺めるようになったのは、支部の広報紙の編集を担当するようになってからです。
原稿依頼をするひとつの資料となりますから。
でも、毎年送られてくるために、古いものの処分が大変です。

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幼い命のはかなさ

先週、20代前半の若い母親が育児放棄の末に二人の幼い子どもを死なせ逮捕されるという痛ましい事件がありました。
報道によると彼女は結婚後二人の子に恵まれ、子供も可愛いと思いつつ暮らしていたようですが、夫と離婚後、二人を引き取って一人で育てているうちに育児が苦痛になったようです。
「自分の時間がほしかった」「子供の面倒をみるのが嫌になった」と語っているそうですが、暑い中放置された子供たちは泣き叫ぶなどSOSを出していたそうです。
同じマンションの住民の再三の通報にも、児童相談所が形式的な訪問(としか思えない)を繰り返しただけで、幼くはかない命を救うことはできませんでした。

「母性本能ってのはどうなってんだろうねえ」
と夫が言うので、「そんなもの誰でもあると思っちゃいけないよ。母性本能なんて男の幻想だよ」と私が言うと、「ひぇー、そうなの?」とちょっぴりショックの様子です。

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