おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる10年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

何事も政治力だなと思う。

最近、やはり何事も政治力だなと思うことが二つありました。
一つは、年金減額の問題。
本来、物価スライド制なので物価が下がったときは下げなくてはいけないのに、自公政権のときに年金受給世代に配慮してというより、高齢者の反発を恐れて(選挙の票が逃げるのを恐れて)特例措置として3年間も下げずにいたつけが回ってきて、今や2.5%も払い過ぎになっている。負担しているのは現役世代だし、払い過ぎの累計が7兆円と聞けば現役世代は穏やかではないでしょうし、さすがに受給世代も「減額するな」とは言いにくいでしょう。
こういう問題が明るみにでてきたのは、政治家も徐々に世代交代が進んでいて、特に民主党の場合、40代(30代含む)、50代で主要ポストにつくのも珍しくないということも関係しているのでしょう。
政治力の面でだんだんと現役世代が強くなっているのだと思います。
政治家も高齢者より現役世代を意識した方がいいかもしれないと思っているかもしれません。
関連して、もう一つは大阪のダブル選挙。

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終日成果品作りに没頭

現在大詰めを迎えているある会社の就業規則作成ですが、修正事項はもうないというお客様からの連絡があり、いよいよ成果品づくりです。
今日は、朝から一日机の前に座り、最終チェックをするために印刷したものに目を通し、やっぱり見つけた小さな修正箇所を直し、お客様に納品する分、労基署に届け出る分、自分の控とそれぞれ印刷してファイルを作りました。
私の場合、規則関連の労使協定書、各種申請書、そして就業規則、各種規程なども作成して全て電子データでもお渡しするので、それらもお客様のわかりやすいようにフォルダを作成してCDにコピーします。
最初の頃、製本テープ等を駆使してお客様のお好きな色の表紙をつけてそれなりに見栄えよく製本していました。
でも、それだと、後から修正する場合に新旧対照表をつけておけばまあいいんでしょうが、中身を直せないので、ファイル形式にして必要な場合は差し替えるようにした方が都合がいいということになり、今では、ある会社で出している就業規則用のファイルを使っています。

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誕生日にバラを飾る

      誕生日にバラの花
先週、私の誕生日がやってきて、誕生日がうれしくなくなったのはいつ頃からかななどと考えました。いつの間にかそうなったという感じなのですが、社労士になる前の年に大病をしてからは、誕生日に何事もなく過ごせるということはとてもいいことなんだと思うようにもなりました。
このところ、社労士会の理事などをやっている関係で、あれこれと思いもよらないことが起きたりして、何となく気分が停滞していたこともあり、自分のためにバラとオンシジウムを買って来て、自分のためにアレンジしました。

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音楽家の労働者性の判断基準

一昨日は勤労感謝の日で祝日でした。
かねてよりチケットを入手していたコンサートに行くため都内のホールへ出かけると、何やらビラを配っている人がいます。
拡声器でしゃべっている内容からすると労組系だなと思いましたが、私にビラを渡そうとして近づいてきたのは、白髪初老の紳士で黒いタキシード姿です。
好奇心からビラをもらいましたが、「ありがとうございます」と丁寧に頭を下げられ、かえって恐縮してしまいました。
ビラの内容は、新国立劇場の合唱団員の契約打ち切り事件で、今年の4月に最高裁が「労働者」であると認めた事件に関するものでした。
この案件は私も報道で知っていました。
一流の合唱団員である声楽家、いわば芸術家と労働組合という取り合わせが私の中では折り合わないという感じでしたが、最高裁の判決内容は今までの労働者性の判断基準にのっとったものです。
個別労使関係における労働者性については以前過去記事にしました。(参照)
この事案は集団的労使関係(労働組合対経営者)についてです。

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年金繰り上げ受給を勧める週刊誌

私は週刊誌というものはほとんど読みません。
でも、新聞の下の方に出ている宣伝の見出しは目に入るので見ます。
ちょっと前の宣伝で「68歳支給説」を受けてのことなんでしょうが、年金を繰上げ受給した方がよいとの見出しがありました。
その週刊誌を買って読んだわけではないので、何が書いてあるのかはよくわりません。
宣伝の見出しだけから推察すると、そのうち受給年齢を引き上げられてしまう可能性があるのだから、繰り上げてさっさと受け取り始めた方がよいですよということなのかなと思います。
繰上げて受給できるのは、国民年金の基礎年金部分ですが、本来65歳からの受給開始を60歳から64歳の間に繰り上げて開始することも可能です。
その場合、1月繰り上げるごとに0.5%の減額となり、一度繰り上げたら変更はできず減額されたままの年金受給が一生続くことになります。

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過労死認定企業の公表は有意な情報

急ぎの就業規則の最終案を無事昨日送り、今日は少し気分的に余裕があります。
最初は、就業規則の整備というところから始まり、結局、各種規程が増え、最終的に本則の他に6つも規程を作ることになり、しかも、最初の案を出してからのお客様の検討期間が長いなと思っていたら、急にバタバタと今月中に終わらせたいとのご要望で、私も土、日返上でどうにか終わらせました。
これから、意見書の作成などもあり今月中に届出までいけるかなとちょっと心配です。
さて、そんなこんなで、書きそびれていたことを今日は書きたいと思います。
今月10日に大阪地裁でかなり画期的と思われる行政訴訟の判決がありました。
行政訴訟というのは行政庁の処分に不満があって国民が起こす訴訟ですが、相手は国ですからなかなか壁が厚く訴えた側の国民が勝つことは珍しいと言われます。
そんな壁を打ち破り、訴えた側が勝ったばかりではなく内容も画期的なものです。
社員が過労死した企業名の情報公開について、不開示とした労働局の決定を違法とした裁判です。

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「もんじゅ」抜本的見直し雑感

昨日から始まった政策提言型仕分けで「もんじゅ」が抜本的見直しを迫られたと大きく報道されています。
私はこれについては全く無知だったと思いますが、40年かけて1兆円もつぎこんだのに、1kWの発電もできないままになっているそうです。
見直しは当然だと思うのに、中川文部科学大臣は「今までの1兆円が無駄になるから」と続ける意欲を見せているとか。
どういう頭脳なんだろうねえと思うしかありません。
そもそも、原発の開発は「石油はいずれ枯渇する」という脅迫観念のようなものから始まり、やってはみたが、ウランの中で核分裂するのはたったの0.7%しかなく、このままでは「ウランが枯渇する」となり、99.3%を占める「燃えないウラン」をプルトニウムに変換すればいいとなって、高速増殖炉とやらが出てきた。
しかし、これは非常に技術的に難しいということがわかり、最初にやり始めたアメリカなどはとっくに撤退してしまった。日本だけが延々とお金と時間をつぎ込んでいたというわけです。

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人事評価制度を正しく運用していない会社

私は賃金制度についてそれほどしっかり勉強しているわけではありませんが、社労士としては一定以上の知識は必要だろうと、それなりに情報を仕入れています。
今日、新聞の労働欄の片隅にある読者の投稿で、自己評価制度について書かれているのが目にとまりました。
その投稿者の会社は、一昨年から3年かけて賃金を30%下げることにしたそうで、昨年からは自己評価制度も取り入れているそうです。
投稿者の場合、6段階のうち真ん中より一つ上のランクにして提出したところ、一段階下のランクが適当ではないかと、厳しく書き直しを命じられたそうです。
この会社の場合、評価制度を賃金減額の口実に使っているふしがあると投稿者は書いています。
評価制度は、賃金の昇給などに反映させるという役割もありますが、本来は、社員の能力を正しく把握し、指導、教育に役立て長期的な人材育成を視野に行った方が、会社にとっては有益なはずです。

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リーマンショック後の労働者の意識変化

独立行政法人労働政策研究・研修機構では、リーマンショック以後の労働者の意識調査などを行い、ホームページ上で公開しています。(参照)
それによると、就業者(経営者等も含めて仕事を持っている人)が、生きがいと考えているものは「余暇・趣味」(54.7%)、「家庭」(43.7%)、「仕事」(26.5%)の順となっていて、意外と「仕事」は少ないのですね。
「仕事」が生きがいと答えた人が多いのは、会社の経営者、役員(60.5%)、自営業・自由業(53.2%)で、正社員(33.6%)よりずっと多くなっています。
正社員の中でも、管理職、専門技術職では、50.3%と、「仕事」を生きがいと答えた人の割合が高くなっています。
ある程度、仕事で満足を得たいと思ったら、会社のトップまで上りつめるか、自分で起業するか、専門的スキルを身につけてそれが活かせる職を得るかといったことなのでしょうか。
いずれも、自分の裁量部分が広い働き方ができるというところがポイントなのかなと思います。

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規程づくりで終日パソコンに向かう

急ぎの就業規則の作成のために今日は終日パソコンとにらめっこです。
先ほどからサッカー日本代表の北朝鮮戦が始まり、テレビがない当事務所では、携帯のワンセグの声をバックに規程づくりに勤しんでいます。
最初の国歌演奏のときは、わざとだろうけれどすごい喚声というか、ブーイングというか満員のかの地のお客さんの声で一切演奏が聞こえないという状況で、「アラアラ、」と思いましたが、人工芝という不利のせいか、どうも分が悪くとうとう1点先制されてしまいました。
あと、15分で挽回できるかなあ。

さて、規程の方は、お客様から追加で〇〇の規程と△△の規程もと言われて、お客様がネットから抽出したとかいうたたき台を持ってみえたので、それをチェックしています。あれこれ抜け穴だらけで、やはり就業規則その他規程は専門家にご相談いただきたいなあと思いました。
細かいところでは、文言の使い方や項目の立て方、大きいところでは内容の曖昧な点や違法を疑われるような文面など、いろいろ目につくところはあります。
こんなもの持ってこないで、最初から私に作らせてくれれば、こちらの手持ちのもので簡単にできちゃうのにねえと思いつつ、それでも、たまに新しい発見、疑問などがあり書籍や根拠条文を調べているうちに、あっという間に時間がたってしまいます。
早くやらなくちゃと焦れば焦るほど遅々として作業は進まず、今日も残業だなあと思うのでした。

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生活保護世帯の増加雑感

厚生労働省の発表によると、生活保護を受けている世帯数が過去最高になり176万世帯余りになったとのことです。
日本の全世帯数がどれくらいなのかと調べてみると、約4900万世帯です。
ですから、全体の割合からいうとけして多い数字とも思えませんが、今年は過去最高で増え続けているということにやはり問題があるのだと思います。
生活保護を受けるということは、憲法上に規定された正当な権利の行使ですから、生活がたちゆかなくなった場合は、当然受ければよいと思います。
生活保護を受けてもおかしくないような人たちでも、保護費を何とかして削減したい行政窓口で門前払いをくったり、自ら生活保護は受けたくないと頑張ってしまったり、ワーキングプアという言葉に象徴されるように、生活保護水準以下の収入で暮らしていたりという例もあるそうですので、本当はもっと増えてもおかしくない状況になっているのだと思います。

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職場のいじめは経営者の意識の問題

今月7日に厚生労働省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議 ワーキンググループ」から現行法を前提とした解決策が出されました(参照)
それを見ると、職場のいじめ、嫌がらせに対して現行法では全く規制もありません。
法的に許されない職場のいじめの定義さえないのが現状です。
しかし、いじめ、嫌がらせ、パワハラなどの相談件数は増え続けているそうです。
法的手段としては、労働審判か訴訟しかなく慰謝料、医療費、休業補償などの損害賠償請求をして事業主等の責任を追及することになります。
その他には、嫌がらせ的人事には、出向、配転等の無効確認、他にはいじめ行為の差し止め請求、最悪の事態で本人が自殺してしまったような場合は、遺族が行う損害賠償請求というようなパターンになるようです。

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「福井県が幸福度№1」雑感

法政大学の大学院の研究チームによると、福井県は日本で一番幸福度の高い県だそうです。
犯罪が多いかとか、貯蓄額、老人福祉費、持ち家率、出生率、保育所定員数、失業率、障害者雇用など、幸福度を図れるだろうと思われる項目を40種選び、10段階評価で得点化したそうです。
その結果、福井県が総合で第1位、2位が富山県、3位が石川県と北陸3県が上位を占め、最下位は大阪府と報道されています。
少し前だったら、へぇーで終わるニュースだったと思いますが、今の私は違います。
福井県といえば、日本でも有数の原発立地県です。
原発マネーとやらがこの結果に関係あるのではないかなと、あくまでも私見ですが思いました。

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急に忙しくなった日

昨日書いたお客様が本日事務所にみえて、2時間近くお話しました。
以前、私が案を出した就業規則、その他規程について細かいところを詰める作業をしたのですが、就業規則本則の他に作る別規程について3つほど追加してほしいとのことで、お客様がだいたいお作りになった案を持ってきてくださいました。
それらを来月から施行したいので、なんと今月中に仕上げてほしいとおっしゃいます。
私としては、それらをチェックすればいいだけですし、電子データをいただけるとのことなので、まあ、何とかなるかなと了解したのですが、「作業量がだいぶ増えるので、お見積もり額より増額させていただくことになりますが・・・」と申し上げました。
お金の話は苦手な私ですが、安いお金で働くのはモチベーションが下がるということを今までいやというほど経験したので、今回ははっきりと申し上げたというわけです。

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記憶力がだめになったと思う。

鏡や写真に写る自分の実像を見たときばかりでなく、寄る年波ということを意識することがあります。
私の場合、記憶力の衰えですね。
やむを得ないことなのでしょうが、目に見えて衰えております。
不思議と若い頃や子供の頃覚えたことは意外とよく覚えていますが、特に最近覚えたことは結構忘れるのが早いです。
今日も、7月に就業規則の案を出したお客様から、随分たってしまったのですが、詳細について打合せしたいとのお電話をいただきました。
もちろん、そのお客様を忘れるわけはないのですが、就業規則の内容についてはかなり忘れていました。
通常、こんなに間があくことはないのですが、お客様が「もう少し待ってください」とおっしゃるので、ずっとそのままになっていて、今年中には何とかしなくちゃなと思っていたところでした。

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社労士会は政治力が弱い?

昨日は祝日でしたが、所属する支部の研修会があり、その後支部広報部の編集会議もすることになっていたので、午後から自宅最寄り駅近くの市営の集会場に行ってきました。
どうせ祝日がつぶれるんならと、かねてより行くことになっていた都内での用事も編集会議後に済ませたので、あわただしい一日となりました。
研修内容は、特定社労士制度に理解のある法科大学院の先生のお話で、この制度をどんどん拡大していきましょうというような内容でした。
「特定社労士」制度はちょうど私が入会した年に初めての研修と試験が行われ、私はその年申込期日に間に合わなかったので、翌年研修、試験を受けて資格は持っているし、名刺にも「特定社会保険労務士」の肩書きをつけています。
個別労働関係紛争解決促進に関する法律におけるあっせん、男女雇用機会均等法における調停の手続について当事者の代理ができる資格です。

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一つの仕事からつながる知識

当地はこのところ秋らしい青空が見える良いお天気が続いていて気持ちがいいです。
昨晩は上弦の月と三日月の間ぐらいの月がきれいに見えました。
今頃の陽気にしては暖かく、昼間ちょっと動くと暑いぐらいで驚きます。
いい季節だなあと思います。
さて、ある会社の海外出張規程の見直しについて以前過去記事にしました(
参照)。
依頼主の疑問は、「日当」は必要なのか、その根拠はあるのか、妥当な額とはいくらぐらいか、というような点ですが、それについては、私なりに考えをまとめ報告書を提出して、その後現行の規程を見直して文言などを整理して案を作り、昨日メールで送ることができました。
とりあえずそれを読んでもらってから、また依頼主と会って、細かいところをつめていく作業をするという規程づくりのいつもの道筋です。

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巨匠ピアニストのいい顔

昨晩、来日中のピアニスト、アルド・チッコリーニ氏のリサイタルがあり、スカイツリーが間近に見える都内下町にあるホールに行って来ました。
チッコリーニ氏はナポリ生まれで後にフランス国籍を取得し、現在86歳です。
22歳でナポリ音楽院のピアノ科教授になったといいますから、やはり天才なのでしょう。
70代から度々来日して、新聞の音楽評などで絶賛されていたのを読んでいたので一度聴いてみたいと思っていました。
私はこのホールの「友の会」会員なので、先行販売で前から4列目ステージ中央よりやや左寄りという絶好の席をゲットできました。
ピアノリサイタルの場合、ステージ中央にピアノが置かれますから、やや左寄りだと演奏者の手許が見えるのでそこがいい席となるのです。左過ぎると演奏者の背中を見るようになってしまうし案外難しいんですが、昨日の席はとても良かったです。

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