おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる10年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

人手不足と労働条件

当地の本日は涼しいです。車の温度計(外気温を示すことになっている)が21度でエアコンもいりませんでした。今年の当地の8月は天候不順で、かーっと太陽が照りつける夏らしい日がとても少なかったです。
いつの間にか8月も今日で終わりですが、そんな状況で稲作への影響はないのだろうかと思っていたら、昨日の帰宅途中の車中で聞いたラジオでは、今年の作柄は例年並みかそれ以上の見込みだそうで、日本列島も広いんだなー、というより天気に幅があるんだねーと思いました。
ごはん党の夫は、「それはよかったね」と心底喜んでいる様子。
「お米なんてなくたって、あたしは全然平気。パンもうどんもそばもパスタもいろいろあるじゃん」と言っても米に代わるものはないと言い切っています。
さて、とりあえずよかったですが、最近深刻なのは人手不足です。
先週、隣接する支部で主催した研修に他支部の人もどうぞということで参加させていただいたのですが、講師の社労士の先生が、「人手不足なので、一部では、すでに同一労働同一賃金は実現できている」とおっしゃっていたのが印象的でした。


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忘れても記録があれば大丈夫

あるご縁により、定期的に発行される印刷物の校閲をしています。
私の専門とする労働・社会保険諸法令について記載されているページについて毎月2回、内容を確認して間違いがあれば訂正して、表現方法などについてもチェックします。
私ともう一人気のおけない社労士仲間と二人でチームを組んで行っていますが、私よりずっと若いけれど、社労士業界では先輩でもある「相棒」氏は有能でいつも的確に文章を読み解いていて感心することが多いです。
今月も、1回目が無事すんで、ほっとしたところです。
文章を書くということは、感覚の相違もありますから、表現方法についてはよほどわかりにくいと判断した場合に指摘しますが、法令についての改正情報などが主な内容なので、そのつど、厚生労働省のサイトを確認します。
特に、わかりにくい部分などは、厚生労働省のサイトの法令、省令、告示の新旧対照表が役にたちます。
どこが変わったのかが一目でわかりますし、内容のミスがないか確認するには、やはり根拠となるそれらの記述を読んで確認しないと安心できません。

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子育て支援は抜本的な仕組みが必要では?

自民党の小泉議員を中心とす若手グルーブの議員が「こども保険」というのを提唱していて、社会保険の保険料に上乗せして拠出金をねん出して財源に充て、保育の無償化などを図るというプランだそうです。
最近、経営者に年金返上を呼びかけているとか。
私は、子育て支援は「とにかくお金」と考えているのですが、拠出金でとりやすいところからとるみたいなアイデイァはあまりいいとは思えません。
社会保険料は控除のシステムが確立されていてとりっぱぐれがないですが、それでなくても40歳以上は介護保険を上乗せして控除されるし、経営者側も中小企業では保険料の支払いが大変だと感じているのです。
広く浅く拠出するのであれば、むしろリタイア世代の年金から納めてもらうことも視野に入れた方がよいと思います。
年金受給者数は今や4000万人近くいて、年金額の低い人を除きそのうちの半数から年に1000円徴収したとして200億、大した額ではないけれど、現役世代だけではなくリタイア世代からも出してもらうということが大事ではないのかなと思います。
ただし、私は、安易に拠出金にいくのではなく、もっと抜本的な格差是正をして子育てにおける所得の再配分の仕組みが必要ではないかと思っています。


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久しぶりに年金

昨日、関与先担当者から年金に関する質問のお電話があり、一通りの概略のご説明をしていったん電話を切った後、日本年金機構の該当サイトのアドレスを送信してあげました。
しかし、電話を切った後で年金機構のHPを確認するとともに、思わず同期の仲間に電話して、これで合ってるよねなどと弱気な質問をしてしまいました。
年金はややこしいし、毎年、ちょこちょこと変わる部分があるのでのんびりしているとすぐおいて行かれます。
あーっ、もっと年金も勉強しておかなくちゃなと反省した次第ですが、本日、またまた別のご質問が、それは私の知識でも答えられましたが、一般の方は案外知らないかもしれないので、ちょっと書いておこうかと思います。
最近、年金に対する報道なども増えたので、国民年金の第3号被保険者というのはたいていの方はご存知か、聞いたことはあると思います。
会社員や公務員等になると自動的に国民年金の第2号被保険者となりますが、その被扶養配偶者で20歳以上60歳未満の人が第3号被保険者です。
あくまでも、第2号の配偶者とセットになっていますから、相方?の配偶者が第2号でなくなれば、第3号もそこで終わりということになります。
第2号被保険者で老齢基礎年金や老齢厚生年金の受給権者となった65歳以上の人は、国民年金の第2号被保険者でなくなることになっているため、65歳になったとき、または65歳以上で受給権者になったときに資格を失い、同時に第3号被保険者だった配偶者も第3号被保険者ではなくなります。

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書いて学んで世界が広がる

2017-8企業実務9月号 時々原稿を書かせいいただく『企業実務』(日本実業出版社発行)という企業の総務・経理事務部門担当者向けの雑誌の9月号に、「年齢と誕生日の基準」というテーマで原稿を書かせていただきました。
この雑誌は年間購読制で本やさんには売ってないのですが、編集者の方とはかれこれ7、8年近いご縁が続いています。
本当にありがたいことだなーと感謝しています。
400字づめ原稿用紙換算で10枚から20枚ぐらいまでのご依頼が多いですが、必ず図表を入れてくださいというご注文があり、テーマもその時々で私が書けそうな内容のものをご依頼いただきます。

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動けば何かいいことがある?

 東京では、8月に入ってから雨が降らない日はなかったそうで、東京の隣の当地埼玉県も曇りや雨が続いています。今日は、ようやくわずかながら日がでて、でもすぐ曇るような状況です。
セミも鳴いたり、鳴かなかったりでいつもの夏じゃないなーと思います。
土曜日の夕方から夜にかけては、当地も雷と雨がすごかったですが、そんな中、私はちょっと腹痛を起こし、たいしたことはなかったのですが、このところのブログには書けないあんなこと、こんなこと、様々なことがストレスになったかと、昨日は一日事務所に行かず完全休養としました。
体調万全ではないので、1人でのんびり地元のデパートに出かけて、ひとしきりショッピングをして夕ご飯の支度もパスしようとデパ地下で食べるものも買って、のんびり歩いて帰宅しました。

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お盆も終わりですね。

 10月1日から、子が1歳6か月に達したときに本人か配偶者が育児休業中で、保育所に入れないなど法定の理由があれば、2歳まで休業を延長できるようになりましたが、それに伴い、関与先の「育児・介護休業規程」の改正作業がありますが、2歳まで取得できることを条文に反映するだけではなく、他の条文で申込とか撤回とか、その他、全体の整合性をとるために変えるべき条文もいくつか出てきます。それを見逃さないように、新旧対照表を作ってお客様に送り、その後ご説明に行くということになるのですが、1社のために作ったものを使いまわしできるかというと、そんなことはなく、それぞれ独自の規程になっているので、微妙に言い回しが違ったりするので、しっかりと確認しなければなりません。
今週は、そんな作業をしながら、その他所属する研究会の雑事、ちょっとした勉強などをして、時々趣味のフルートを吹き、1週間が過ぎました。その間、当地はずっと雨か曇りでいつもの夏と随分違いました。
世間ではお盆休みなんだからと、すぐに自分を甘やかし、朝もいつもより少し遅くなったりして(10分か15分ですが)、なんだかだらけてしまいました。
来週から、また気合を入れ直さないといけないなと思っています。
最近は、当ブログの更新も滞りがちで、来てくださって、「なんだ更新してない」と思われた読者の皆様には申し訳ありません。まあ、私も10年以上やってるとちょっぴりマンネリ化しまして、昔のような馬力はもうありませんが、それでも細く長く続けていければいいかななどと思っています。

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適正な労働時間とは?

 お盆休みを満喫されていらっしゃる方も多いかと思います。当地は先週末から天気が悪くなり、昨日、今日と朝から雨が降り続く状況となっています。
このところ、夏らしいかーっと日が照りつける天気ではないので、そうなると作物に影響ないかなーとかちょっと心配になります。一時うるさかったセミの声もこのところさっぱり聞こえなくなりました。当事務所ではクーラーをつけなくても平気なぐらい気温も低めです。
さて、昨日、何となくスマホのニュースサイトを眺めていたら、「私は1日8時間労働でも辛い、1日8時間働くのなら週休3日にしてほしい」という投稿がネットで話題になっているという記事がありました。共感する声や残業をたくさんしている人の反論などが入り乱れているそうです。

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高年齢求職者給付金

 所属する社労士会の研究会で「高年齢求職者給付金」について原稿を書いた会員がいて、私は普段あまり手続き関連業務をやらないので、とても勉強になりました。
現在、人手不足ということもあり、私の関与先でも60歳定年後65歳まで本人の希望により継続雇用制度があるのですが、65歳以後も非正規雇用者として雇用契約を継続する人もいます。
以前訪問した折に、継続して勤め続け67歳で退職した人がいますが、そういう人に何か雇用保険の給付があるんですかというような話が出て、ちょうど勉強していたので、すぐに「今後も継続して働きたいという意思を示してハローワークで手続きすれば、受け取れる給付金がありますから、すぐ離職票書いて渡してあげてください。」とお話しすることができました。
最近、訪問した折、確認したら無事手続きができて結構な金額が受け取れると本人が喜んでいたということでした。
一般被保険者(65歳未満)の人の場合には失業すると雇用保険からいわゆる失業保険(正確には雇用保険の失業等給付)が受け取れることはよく知られていますが、高年齢被保険者(65歳以上の継続雇用者及び65歳以上で新規採用された人)の失業時の給付金についてはあまり知られていないようです。

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育児・介護休業法のさらなる改正

 今年1月から、マタニティハラスメント管理措置義務、介護休業の分割取得などについて改正施行された育児・介護休業法ですが、10月1日から現行1歳6か月までの育児休業が保育所に入所できない等法定の理由があれば2歳まで延長できるようになります。加えて、法21条の育児・介護休業等の制度の周知措置について、法律条文では努力義務となっていますが、これについて法律条文そのものの改正はありませんが、かなり強く求めるよう厚生労働省のHPに記載されています。
今月に入り、改正された指針等が出そろってきたので、先日もある関与先で改正内容についてご説明をしてきました。
指針によると、「育児休業、介護休業後の賃金、配置その他の労働条件その他必要な事項に関する規則を一括して定め、周知することが望ましいものであることに配慮すること」
とあります。

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戦中戦後の歴史を知らない今

昨日8月6日は 広島に、8月9日は長崎に原爆が投下され多くの市民が亡くなった日です。
しかし、NHKの調査によると、20歳以上の男女で7割の人がその日について知らなかったそうです。驚きました。私はテレビを見ながら「日本人は韓国人を見習った方がいいよ」と思わず叫びました。
その後、何気なくテレビを見ていたら、現在の憲法は「押しつけ」ではない、当時の幣原首相がマッカーサー(アメリカ進駐軍司令官)に進言して実現したものであり、幣原首相夫人は夫亡き後、そのような話があると「違うわよ!」といつも否定していたという娘さんの証言を放映していました。
その証拠となる首相のノートなども映されていました。
「押しつけ」ではないという証言は日本の憲法学者も関わって作成したということは聞いたことがあります。そして、何よりも、憲法公布当時、一般市民が「もう戦争をしないでよくなったんだ、戦争をしない国になったんだね」と非常に喜んだという話は、新聞の投書欄等でよく目にします。
幣原首相のことは、恥ずかしながら、私も知りませんでした。

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「国民皆保険」の短所

 今朝、朝刊(朝日新聞)をぱらぱらと拾い読みしていたら、80代の女性の投書が目につきました。重い心臓病とひざ痛でここ2年半介護保険を利用して週2回のディサービスを利用して機能訓練などをしてもらい、今は元気に過ごしている。ディサービスではスタッフ、仲間にも恵まれて楽しいひと時を過ごし、ひざの痛みも忘れるほどである。最近区から届いた介護保険の利用明細を見て、その額の多さに驚いた。自己負担が1割のためと銀行口座から引き落としで支払っていたため実感がなかったのだ。
ほとんど使っていなかった杖と手押し車はやめ、2回のディサービスも空いたら3回にしようと考えていたが、それも2回でよしとすることにした。
介護保険は今かなり厳しい情勢らしいので、1人1人が使い方が適正かどうか考え直すときではないかという内容です。
2年半たって、やっと気づいてくださったんですね。良かったです。これからもお元気でということですが、このような方は結構いらっしゃるのかもしれません。

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年金の受給資格期間が10年に

 早いもので、今年ももう8月です。当地は、猛暑になるかと思いきや意外と今日あたりは曇り空で雨模様です。台風の影響なのか蒸し暑さはありますが、ぎらぎら太陽が照りつける暑さとはやはり違います。
さて、そんな不順な天候ですが、今日から老齢年金の受給資格期間が原則25年から10年に大幅短縮されました。画期的なことだと思います。国民年金の老齢基礎年金の満額は40年保険料を納付した場合で、10年はその4分の1ですから、金額としては年額約195,000円、月額16,000円ほどですから、大した額ではないという感じもしますが、それでも0だったのが、死ぬまでその額が受け取れるのですから大きな差があると思います。会社員などになり厚生年金に加入していた期間のある人は、それに厚生年金の分が上乗せされます。
該当者にはすでに日本年金機構からお知らせと手続きをするための請求書が送付されていますが、それ以外に「合算対象期間」といって年金の額には反映されないけれど、資格期間には反映される期間のある人までには通知が届いていないそうです。また、「消えた年金」騒動のときの誰のものだかわからない納付記録がまだ2000万件も残っているそうで、これらについても年金機構では心当たりのある人は相談に来てほしいと呼びかけています。


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