おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる10年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

書いて学んで世界が広がる

2017-8企業実務9月号 時々原稿を書かせいいただく『企業実務』(日本実業出版社発行)という企業の総務・経理事務部門担当者向けの雑誌の9月号に、「年齢と誕生日の基準」というテーマで原稿を書かせていただきました。
この雑誌は年間購読制で本やさんには売ってないのですが、編集者の方とはかれこれ7、8年近いご縁が続いています。
本当にありがたいことだなーと感謝しています。
400字づめ原稿用紙換算で10枚から20枚ぐらいまでのご依頼が多いですが、必ず図表を入れてくださいというご注文があり、テーマもその時々で私が書けそうな内容のものをご依頼いただきます。

一般の方向けの雑誌ですから、「です、ます調」でわかりやすく読みやすい文章というのは大前提です。
図表を入れるという条件が、自分自身の頭の整理整頓にもなりますし、どんな感じの図表にしようかとか考える作業は、私にとってはとても楽しい時間です。
その時その時でいただくテーマは必ずしも私の専門分野ばかりではなく、多少外れるところもあり、知識と情報を仕入れたり、実務的なことについては仲間の社労士にちょっと確認したりなどして仕上げます。
原稿一つ仕上げるたびに、必ず新しい知識と情報を仕入れることができ、自分の世界が広がったなーという思いがわいてきます。
それで、お金もらえるんだもん。最高じゃんと内なる自分が言っています。こういう仕事はうれしいです。

さて、今回のテーマですが、年齢については「年齢計算に関する法律」というのがあり、実は誕生日の前日に年齢が加算されます。正確には、前日の午後12時(24時)なのですが、暦日でいえば、やはりその日の最後であってもその日のうちということで、誕生日の前日に年をとるというわけです。
企業の実務で最も問題となるのは、社会保険関連の資格取得・喪失でしょうか。
例えば、40歳になると介護保険の第2号被保険者となり給料から他の社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料)といっしょに介護保険料の控除も始まります。
社会保険料は、一般的には当月分を翌月の給料から控除しますから(納付が翌月末となっているため)資格を取得した月の翌月から控除をします。毎月2日から31日までの誕生日の人は誕生日の月に資格を取得しますから、誕生日の翌月から控除開始です。しかし、毎月1日生まれの人は誕生日の前月の末日に40歳となり、資格を取得するため、誕生日の属する月から控除開始となり、ちょっと注意が必要です。

70歳での厚生年金保険の資格喪失のときも同様な考え方で、誕生日の前日に資格を喪失します。

ところが、75歳の健康保険の資格喪失のときは誕生日当日に資格を喪失します。
それらについて、法令、判例、通達等の根拠を示してわかりやすく、読みやすく書きました(のつもりです)。
思うことは、やはり、「答えは法律条文にあり」です。「書いて学んで広がる世界」うれしいなーと思います。

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