おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる10年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

人手不足と労働条件

当地の本日は涼しいです。車の温度計(外気温を示すことになっている)が21度でエアコンもいりませんでした。今年の当地の8月は天候不順で、かーっと太陽が照りつける夏らしい日がとても少なかったです。
いつの間にか8月も今日で終わりですが、そんな状況で稲作への影響はないのだろうかと思っていたら、昨日の帰宅途中の車中で聞いたラジオでは、今年の作柄は例年並みかそれ以上の見込みだそうで、日本列島も広いんだなー、というより天気に幅があるんだねーと思いました。
ごはん党の夫は、「それはよかったね」と心底喜んでいる様子。
「お米なんてなくたって、あたしは全然平気。パンもうどんもそばもパスタもいろいろあるじゃん」と言っても米に代わるものはないと言い切っています。
さて、とりあえずよかったですが、最近深刻なのは人手不足です。
先週、隣接する支部で主催した研修に他支部の人もどうぞということで参加させていただいたのですが、講師の社労士の先生が、「人手不足なので、一部では、すでに同一労働同一賃金は実現できている」とおっしゃっていたのが印象的でした。


その方は東京会(東京都社会保険労務士会)の方でしたが、都内では人手不足はかなり深刻でアルバイトの賃金なども高く設定しないと人が集まらないとおっしゃっていました。
アルバイトなどだと、例えばコンビニなどの場合、仕事内容はだいたい似ているでしょうから賃金の高い方に行くでしょうから、人を集めるためには賃金を引き上げざるを得ないということなのでしょう。
例えば、月給25万円の人の時給は月160時間~170時間働いたとして時給1500円前後です。170時間なら1400円代です。
東京都の最低賃金は現在932円ですが、最低賃金ぎりぎりでは人は集まらないでしょうから、賃金が低めの若い正社員とアルバイトの賃金格差は少なくなっているかもしれません。
責任などの他の条件を除いて考えれば、労働が同じ部分の賃金はほとんど変わらないと考えることもできます。

最近、「人手不足倒産」という言葉も聞くようになりました。倒産の全体の比率からみれば人手不足が理由の倒産は1割にも満たないそうですが、これから増えていく可能性があると言われています。
労働者側にとっては。良い労働条件を勝ち取るためのチャンス到来ということになるでしょうか。
良い雇用環境を整備しない限り人が集まらないということになれば、経営者側もその方向にベクトルを向けざるを得ません。
賃金だけではなく、労働時間、休日、休憩、福利厚生、果ては社内の雰囲気まで、経営者が気にするようなれば、雇用環境は確実によくなるでしょう。
同時に、経営者としては業務の効率化などにより人手不足を補う方策も講じなければならず、今までとは違う労務管理が求められることになるのでしょう。
労働基準法の改正も多分今後進んでいくでしょうから、私も勉強をしていかなくてはと思っています。


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