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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

法令のあり方を考える

先月、神戸製鋼のデータ改ざん事件について「ルールを守らないことのリスク」という記事を書きました(参照)。
実態としてどの程度問題があることなのか私にはよくわかりませんが、法令がある以上守らなくてはならないし、守らずに利益をあげていたら、守っている企業との公正さも損なわれます。ひとたび不正がばれると結局大変なことになるので、それだけリスクがあるというようなことを書きました。
それに先立ち、日産自動車の検査問題も大きく報道されていました。
先週、それについての報告書などが公表され、1990年代から日常的に行われていたらしいということが報道されました。
私は、日産の車に乗ったことはないですが、日常的に車に乗っているので、安全な車を作っていただきたいと思います。資格のある人が検査をしなくてはいけないとなっている内容は、ブレーキの利き具合とかライトがちゃんとつくかとか、そういうことらしいです。
法令違反は悪いことですが、それって、わざわざ資格が必要なのだろうか。ある程度の経験や検査マニュアルのようなものにそって行うというようなことで済むのではないだろうか。そんな疑問をふと持ちました。

車の場合、不具合があればユーザーの方ですぐ気がつくでしょうし、軽々には言えないかもしれませんが、30年近くも行われてきてあまり問題も発生していないようです。
ディーラーも、不具合が発生するような車を売れば自分たちにはね返ってくるわけですから、資格がないにしても検査はきっちりやっていたのではないでしょうか。
そうであるならば、「こんな資格必要ないですよ。こういう非効率なことはやめた方がいいです」という話は業界内で出なかったんだろうか。
実際に態度で示しちゃったのが日産自動車なのでしょうか。
国土交通省から視察(監査?というのかよくわかりませんが)にきたときも、資格のない社員に腕章などをさせてあたかも資格があるふうに装ったりもしていたそうです。

度々書きますが、法令違反は絶対だめだと思います。法令がある以上守らざるを得ないです。あくまでも、法令を守りつつ、「この資格は意味がないからなしにしましょう」と、立法府に働きかけていくということを何故しなかったんだろうかと疑問に思います。
いわゆる「ロビー活動」です。法律を作る機関は国会ですから国会議員がその役割を担うわけですが、国民としては、議員に働きかけて法律を作ったり改正したりすることができるはずです。
今般、同業他社では同様の問題でリコールもするそうで、大変な時間と費用がかかるでしょう。効率を追い求めて法令違反をして、結局非効率な結果になってしまっています。
そんなことになる前に、おかしいことはおかしいと言って法令を改正するなり、現場からの提言などが政府にできなかったのだろうか。
自動車業界のことは私も全く門外漢ですし、的外れなことを言っているのかもしれませんが、法律は世の中をよくするた

めにあるはずです。改正したり廃止したりしてよくなるのだったら、そういうこともありでしょう。そんなことを考えてしまいました。

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