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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

相撲協会の貴ノ岩に対する処遇

相撲協会の暴力事件については、普段あまり相撲を見ない私もテレビを見るとあれこれ言っているので、野次馬的につい見ていました。テレビの情報はどうせ偏っているだろうとネットでも時々見ていました。
これは、社労士的には、度を越したパワーハラスメントが傷害事件になったものとの認識を持っていました。高校の同級生やお世話になった先生が見えるからと、普段、モンゴル人力士たちの集まりには参加しない貴ノ岩が参加した懇親会の宴席に、何故卒業生でもない三横綱がそろって参加したのだろうか、被害者側の聴取ができてもいないのに危機管理委員会が中間報告をしたり、また、ようやく聴取できたからとして発表した最終報告も、報道によると、錦糸町の居酒屋で貴ノ岩が居合わせたOB力士らに失礼な態度をとったことが伏線になっているというところから始まっているようです。
貴ノ岩にも非があったと言わんばかりの報告書には疑問を感じます。
11月初旬に警察から問い合わせがあり事件を知った相撲協会ですが、同月15日の理事会ではこれについて議題にもしていないそうです。何故でしょう。と、いろいろ疑問に思うことばかりです。
昨日の理事会に貴乃花親方が自ら作成した報告書を提出したということですが、その中に真実を解く鍵があるのでしょうか。
野次馬としては「見たいー」と思いますが、社労士としては、貴ノ岩に対する協会の措置に疑問を感じました。


初場所を休場すると番付が下がるそうですが、普通は関取ではなくなり給料がもらえなくなる幕下にまでなってしまうそうです。それを十両の一番最下位にとどめる「温情措置」をするそうです。
貴ノ岩は、パワーハラスメントが刑事事件となった事件の被害者です。
一方的に暴力を受けて大けがをしていて、身体だけではなく心もダメージを負っているらしいです。
パワーハラスメントがもとで刑事事件になった被害者が何故そのような不利益をこうむらなければならないのでしょうか。
番付は現状維持のままとするのが筋ではないでしょうか。会社内でパワハラを受けた社員が降格(当然給料も下がる)なんてさせられるでしょうか。喧嘩ではなく、パワハラであり、場合によっては集団による制裁の可能性も否定できないような事件です。
この事件さえなければ、貴ノ岩は、相撲を取り続けることができた可能性が極めて高く、彼の休場は事件と因果関係があるとみるのが妥当です。
それなら、何故、十両の最下位まで落とされなければならないのでしょうか。復帰するときに、崖っぷちに立たされるわけですよね。全然「温情措置」じゃないでしょ。
「貴ノ岩が気の毒、守ってあげたい」とまで言うのなら、番付は現状のままとしていつまでも復帰を待つから、安心して療養して、身心ともにしっかり治して復帰してくださいと言うべきではないかと思う私っておかしい?身近にいる「普通の人」(夫)に聞くと、「そうだよね」と言いました。

ハラスメントはやられる側には非はありません。やる方が悪い。という前提は今当たり前です。そうしなければ、パワハラも含めて様々なハラスメントをなくすことはできません。まして、犯罪行為にまで発展しているのですから、組織のトップの監督責任は極めて重大です。私には、貴乃花親方が、部下を守り、巨大組織の闇を内部告発するために一人で立ち向かっているように見えてしまいます。
というわけで、テレビを見ていると、力のある組織にすり寄る人、多数意見に自分も入ろうとする人がよくわかり、「貴乃花親方に対する言説」がリトマス試験紙みたいな感じだなーと思う今日この頃、貴ノ岩が復活したら絶対応援しようと思うのでした。

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