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おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

社労士として歩いてきた日々

先日、随分前に就業規則を新規に作成して、特に顧問契約もせずそのままとなっていたお客様からお電話をいただきました。見直しをしてほしいとのご依頼で訪問日をお約束するとともに、ちょっとしたご質問にもお答えしました。
お電話を終えてから、データを確認するともう8年もたっていたことがわかりました。
ある専門職に就いていらっしゃる方で、その専門とは別の法人の経営をなさっていて、その法人の就業規則作成を私がさせていただいたのです。法令遵守意識も高く、理解力もおありで私の説明などよくご理解いただいて、とても気持ちよく仕事をさせていただきました。
そのような方だったので、その後も法改正情報など折に触れてお手紙などでお知らせしていました。
特にご連絡もなかったので、ご縁が切れてしまったかなと思っていた矢先のお電話で、何となく感慨を覚えました。

あれからもう8年かー、私は、スポットで就業規則作成などの仕事をさせていただいてご縁ができたお客様とは、お客様から顧問にとおっしゃっていただいたときには顧問契約をしますが、自分からはあまりそういう話はしません。特に当時は、ある先輩社労士から「顧問なんてなるとあれこれめんどくさいよ。雑事が増えて」と言われたことがひっかかっていたこともあります。
でも、実際にお客様の顧問になってみると、顧問契約というのは安定的収入が得られるということも大きいですが、先輩が言っていた「あれこれめんどくさいこと」を言われてものすごく自分も勉強するため、私は、常々「お客様は私の先生」と思っているぐらいありがたいシステムだと思うようになりました。
勉強させていただいてお金もらえるんですから。もちろん、それはお客様に役立つ仕事に対する対価ではありますが。
めんどくさいと言われた同時期に、やはりある先輩社労士に「一社でも顧問になるといろいろとわかることがあるよ。少しでもいいから顧問は持った方がいいよ。」というお言葉もいただいていましたが、まさにそういうことだったなと思います。

さて、8年の間には、就業規則を改正すべき様々な法改正がありました。
私の場合、就業規則の新規作成は、将来を見越してなるべく改正しないてすむように法律施行日前でも新しい改正はどんどん入れています。
ですから、冒頭のお客様も定年年齢は一律65歳にしましたし、当時育児休業も1年半(現在は2年)取得できることや残業免除なども施行前でしたが全て盛り込んであり、しばらく大丈夫と自負していました。
それでも、この8年間の労働環境といいますか、労働行政といいますか、その変化は大きく、さすがにマタニティハラスメント禁止が法制化されるとは思っていませんでしたし、労働契約法の5年ルール(有期雇用を継続して更新して5年を超えた場合、労働者の申込により無期契約に転換しなければならない)などが出てくるとは思いもよらなかったです。
マイナンバーの導入、「働き方改革」など、社会状況も変化しています。
まだ、よく見ていないのですが、過去のまだまだ社労士として未熟な自分が作った就業規則を精査する作業をしなければなりません。楽しみなような怖い?ような・・・。
私を忘れずにお声をかけてくださったお客様に感謝して、今の自分がもつ知識と情報を最大限反映した就業規則を作るように努力したいと思います。
「社労士はお声をかけていただいてなんぼ」のサービス業ですから。


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