FC2ブログ

おばさん社労士の発信基地 きぼうという名の事務所です。

開業してからまる12年「発信する社労士」を目指して「独立独歩」「自主自立」の活動をつづるブログです。

季節は巡り法律も変わる

 当地は、暑い日が続いていましたが、昨日は北風が吹いたとかでかなり涼しくなりました。今朝も暑いことは暑いですが、ひところの猛暑に比べたらだいぶ過ごしやすくなり、空を見上げれば秋の風情さえ感じます。今週は、世の中ではお盆休みということで、当事務所もメールや電話が1年で一番少ない静かな時期です。
そういう時期にはたまっていた購読している雑誌を読んだりするのですが、「働き方改革」関連の記事が多いです。
私も、この件については、複数の執筆の仕事をいただきましたし、就業規則の改正などの必要もありお客様に説明しなければならないので、かなり熱心に勉強しています。
それでも、自分の思い込みで見逃すこともあり、雑誌などの記事を読むと補足できてありがたいなと思うときがあります。

 今般の改正では、非正規雇用者の待遇改善のためにパート労働法(短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律」)の名称が「短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律」となり、今まで、いわゆるパートタイマー(正規雇用者より短時間で働く人)にのみ適用となっていたこの法律がフルタイムで働く非正規雇用者にも適用となります。
改正後は、有期雇用労働者という文言が必要に応じて加えられただけで、大きな違いはないのかなと私は思って、新旧対照表も細かく見ていませんでした。
したところ、ある雑誌に有名弁護士事務所に所属する弁護士さんが解説記事を書かれていて、細かいけれど意外と重要な事項を指摘されていました。

一つは、今まで条文上定義として同一の「事業所に雇用される・・・1週間の所定労働時間が短い労働者」としていたのを「事業主に雇用される・・・」となり、一つの事業所(場所ごと)単位ではなく企業単位としてみるというように変わったということです。
今までは、場所ごとに見ていたため、正規雇用者がいないような事業所については、「その事業所の中で一番所定労働時間が長い人に比べて短い所定労働時間の人」などとする解釈があり、ややこしい部分でもありました。
企業単位にすれば、その企業の正規雇用者と比べられるのて、パートタイマーが店長をしているような事業所でもそういうややこしさはなくなります。

あわてて厚生労働省のサイトで公表している新旧対照表を確認してみました。
どこがどう条文が変わったかよくわかるので、法改正を確認するときには一番役に立ちます。
それから、もう一つ、福利厚生施設についてですが、短時間労働者と有期雇用者にも利用の機会を「与えなければならない」と変わっています。現行は「機会を与えるように配慮しなければならない」です。
同じようでいて微妙に違います。ここでいう施設は厚生労働省令に定めがあり、給食施設、休憩室、更衣室の三つです。
さて、これから、いろいろ整理整頓してお客様に最新の情報をご提供していかなくてはいけないなと思うのでした。
季節はめぐる、法律は変わる、私も少しは成長できてるのかなと思いながら蝉の声を聞いています。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

| | 2018年08月19日(Sun)03:03 [EDIT]